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ご質問のFR-X9用スピーカー(D-052TXだと思いますが)につなぐことには何ら問題ありません｡
ただ２台のスピーカー出力を同時につなぐことは避けてください｡逆送電流を避けるためです｡もし本体を２台つなぎたい場合はスピーカーセレクターを使えばスピーカーは一台で２つの本体を使い分けれます｡

さて、以下は個人的な蛇足です｡
FR-X9は発売当時FR-X7の上位機種として主にスピーカーを良くしたものでした。付属していたD-052TXはその当時ONKKYOシステムコンポであるインテック205の推薦(標準)スピーカーのひとつでした。本体もこのころは出力が高くはっきり下位機種との差をスペックでもわかりました。
FR-N9NXはスピーカーを付属タイプがない本体のみで販売しているFR史上初めての機種です。推薦スピーカーはD-N9NXですがひとつ前のX-N9SX(FR-N9SX＋D-N9SX)の附属スピーカーをベースにマイナーチェンジしたものだと思っています。つまり単体売りとして専用設計機種ではないと思っています。
でも、D-052TXと比べると現行のONKYOスピーカーは随分クリアで歯切れいい感じになっていると思います｡ONKYOスピーカーは2005年からほとんどの機種はツィーターにそれまでのソフトドームからリング型に変更してウーファーなども全て見直す思い切ったモデルチェンジをしています。
本体よりスピーカーの方が音質変化が大きいですが、そういう意味ではスピーカーを今のものにした方が違いを感じやすいは思います｡音質の好き嫌いは別です｡本体は最新機種は7品番の場合X-N7XXですがFR-N9XXというはでていません。

X7とX9はFRシリーズのに中でも安定した機種で１番長くたくさん売られた機種です。
でも、X9の発売は2001年だと思いますし、構造的にCD部は読み取りしにくくなることとトレイが開かなくなることがおき易いため、新しいものを考えても良いかと思います。それとMDを使用することにこだわらないならONKYOならCRシリーズの方がアンプ部はずっと良いつくりです｡先に書いたようにX-N7XXの上位機種がないまま１年近くになりますがもう9品番は作らないかもしれませんし、Frシリーズもどうなるかわかりません｡MDは急速に使われなくなっているからです｡

クラッシックを良くお聞きになるならオンキョーではない欧州製でもう少しスピーカーを良いものにするとだいぶ変わります｡FRシリーズの本体との組み合わせでもペア実売3-5万位のものを使用すれば付属スピーカーで鳴らしたときとの違いがはっきりわかります｡お使いのD-52TXは当時のメーカー希望価格が2万、実売は1万中ば位だったと思いますから変えるならそれよれりもいいものが前程でしょう。先のD-N9NXは音質傾向は違いますがランク的には同ランクですから品位は変わらないと思いますし音色もクラッシックという感じよりポップスの方が得意だと思います。

だらだら思いつくままを書いてしまって申しわけありません｡スピーカーはそれぞれ個性がありますからできれば試聴されることをお進めいたします｡


また、FR-X9の頃と違いFR-N9NXと下位機種のFR-N7NXはスペック上の違いはありません｡恐らくまったく同じ回路や構成ですが、アースのとり方やパーツを良いもにしたりしていると思われます。これにより物理特性は同じでも音質に差が出ることはあります。