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HS250h11. 安全の基本HS250h は、200V 以上の高電圧システムを使用しています。したがって、安全に作業するための基本は、高電圧の「隔離」と「遮断」が必要です。高電圧の隔離・ 高電圧回路は、体と絶縁しています。・ 高電圧機器・配線には、ケース・カバーなどを設定しています。また高電圧ケーブルは、被覆をオレンジ色で統一しています。・ 高電圧機器のケースと機器内高電圧導電部は絶縁しています。高電圧の遮断両の整備や事故などで高電圧系の絶縁が確保できない状況では、駆動用電池(HV※バッテリー)からの電流を遮断するシステムを備えています。※ HV:ハイブリッド ビークル(HybridVehicle)の略<遮断モード>    システム 手動 自動状況 通常使用 ○点検・整備時○○衝突時 ○レスキュー時の注意取り扱いを誤ると、感電など重大な傷害を受ける恐れがありますので、十分注意してください。① 当該両では、200V 以上の高電圧システムを使用しています。  ② 駆動用電池(HV バッテリー)の電解液に強アルカリ性(pH13.5)の水酸化カリウム水溶液を用いています。 なお、電解液は不織布に染み...
HS250h 6Ⅲ ハイブリッドシステムの停止以下の 3 通りの手段のいずれかを行い、ハイブリッドシステムを停止(IGOFF)して駆動用電池(HVバッテリー)、SRS エアバッグ、ガソリン燃料ポンプの作動を停止させてください。手段11. メーター内の READY 表示灯を確認する。2. READY 表示灯が点灯している場合は、ハイブリッドシステムは起動状態である。パワースイッチを一回押してハイブリッドシステムを停止状態にして、メーターおよび READY 表示灯が消灯したことを確認する。注 意 メーターおよび READY 表示灯が消灯している場合は、ハイブリッドシステムは既に停止状態になっています。この状態でパワースイッチを押すと、ハイブリッドシステムが起動してしまうため押さないでください。3. スマートキー(電子キー、カードキー)が近くにある場合は、両から 5 メートル以上離す。4. ラゲージルーム内の補機バッテリーのマイナス端子を切り離して、ハイブリッドシステムの再起動および電気火災を防止する。警告■エンジンが停止していても、ハイブリッドシステムが停止状態であると判断しないでください。 ■必ずメーター内の...
1. 安全の基本……………………………12. 両外観・内装の特徴………………23. レスキュー時の取扱いポイント ……5Ⅰ . 両の固定………………………………… 5Ⅱ . 補機類の事前処理………………………… 5Ⅲ . ハイブリッドシステムの停止 …………… 6Ⅳ . 乗員の救出………………………………… 9 ■両の安定……………………………… 9 ■乗員へのアクセス……………………… 9  ⇒ガラスの取りはずし…………………………… 9  ⇒ドア取りはずし………………………………… 9  ⇒ハンドルおよびフロントシートの位置調整10  ⇒フロントヘッドレストの取りはずし……… 10  ⇒両切断時の注意事項……………………… 11Ⅴ . 火災への対応……………………………… 15Ⅵ . 水没時の対応……………………………… 15Ⅶ . 液漏れへの対応…………………………… 164. 事故の運搬要領………………… 17HS250hレスキュー時の取扱いContents
HS250h 22. 両外観・内装の特徴下記に HS250h の特徴を示します。1つでも該当するものがあれば、本書を参考にして作業を実施してください。■フレーム No. による識別 運転席下側のフレームおよび助手席ドアピラーのネームプレートに、フレーム No. が記載されています。 フレーム No. 例 : ANF10 - 0001001 HS250h であることは、最初の 5 文字 ANF10で識別することができます。フレーム No.ネームプレート■外観による識別 ❶リヤドアモールディングの「HYBRID」ロゴ❶
HS250h53. レスキュー時の取扱いポイント Ⅰ 両の固定輪止めをしてパーキングブレーキをかけてください。P ポジションスイッチを押して P レンジに切り替えてください。(IG ON、または READY-ON が可能な場合)Ⅱ 補機類の事前処理必要に応じて、パワーシートおよびハンドルの位置調整(パワーチルト&テレスコピック)、ドアガラス、ドアロック、トランクおよび給油口などの操作を行ってください。注 意 補機バッテリーを切り離すと、上記操作が出来なくなります。警告■重度の火傷または感電による重大な傷害や死亡といった事態を防ぐために、オレンジ色の高電圧ケーブルや高電圧部品に触れないでください。■やむを得ず触れる場合または触れる恐れのあるときは、絶縁手袋を着用してください。両固定パーキングブレーキP ポジションスイッチ
HS250h 16Ⅶ 液漏れへの対応この両に使用されている自動用フルードは、駆動用電池(HV バッテリー)で使用されているニッケル水素バッテリーモジュール電解液を除いて、ハイブリッド以外の両で使用されている一般的な自動用フルードと同様です。通常の両と同様の処置を行ってください。ニッケル水素バッテリーモジュール電解液は、強アルカリ性(pH13.5)の水酸化カリウム水溶液で、人体に有害です。しかし、電解液は不織布に染み込ませてあるため、万一ニッケル水素バッテリーモジュールが破損した場合でも、通常は駆動用電池(HV バッテリー)ケースから流出したり漏れたりすることはありません。■保護具の着用保護メガネ(眼球保護用メガネ)ゴム手袋(強アルカリ性電解液処理時に使用できる手袋)耐アルカリ性のエプロン安全靴注 意 もし電解液に触れた場合は、以下のガイドラインに従ってください。・電解液が付着した場合電解液が直接皮膚に付着した場合は、直ちに大量の水で洗い流してください。万一、電解液が目に入った場合は、大声で救援を求め、目をこすらずに直ちに大量の水で洗い流し、専門医の診断を受けてください。・電解液を誤飲した場合無理に吐...
HS250h9Ⅳ 乗員の救出■両の安定フロントピラーおよびリヤピラーの真下4箇所に木片等の支持物を置き、その後タイヤの空気を抜いて両を安定させる。または救出用リフトエアバッグ装置を使用する。注 意 高電圧ケーブル、排気システム、燃料システムの下に木片および救出用リフトエアバッグ装置を置かないでください。■乗員へのアクセス⇒ガラスの取りはずし必要に応じて、通常のガラス取りはずし手順を行ってください。⇒ドア取りはずしドアは、電気式・油圧式といった従来の救助ツールや手によって取りはずすことができます。状況によっては、ドアをこじってヒンジをはずすと作業が容易になります。両支持位置支持位置
HS250h15Ⅴ 火災への対応■消火剤消火器(油火災:ガソリン、石油、油などによる火災、および電気火災:電気配線、電気機器などによる火災に有効な消火器)で消火してください。■初期消火活動少量の水による消火はかえって危険な場合があるため、水を掛ける場合は消火栓などから大量に放水するか、消防隊の到着を待ってください。Ⅵ 水没時の対応ハイブリッド両が水没した場合、体には高電圧がかかっている可能性はなく、感電の心配はありません。■乗員へのアクセス 前述の手順(P5 ~)に従い、両を固定しハイブリッドシステムを停止(IG OFF)させてから救援作業をおこなってください。注 意 水没により、P ロック関連部品が損傷している場合は、P レンジから切り替わらない場合があります。
HS250h 10ハンドル調整( マニュアルチルト&テレスコピック )ハンドル調整( パワーチルト&テレスコピック )ハンドル調整( マニュアルチルト&テレスコピック )フロントシート調整⇒フロントヘッドレストの取りはずし解除ボタンを押しながら上に引き抜きます。注 意 電動式ヘッドレストは取りはずしできません。ヘッドレスト取りはずし解除ボタン上前後下⇒ハンドルおよびフロントシートの位置調整 フロントシートおよびハンドルは図に示すように作動します。パワーチルト&テレスコピックはパワースイッチで IGOFF にすると、ハンドルが自動で最上段、最前部に移動します。注 意 補機バッテリーを切り離すと、パワーシートの位置調整の操作ができなくなるため、補機バッテリー切り離し前に、必要に応じて操作を行っておいてください。
HS250h174. 事故の運搬要領全長4,700mm全幅1,785mmホイールベース2,700mm両重量1,640kg補機バッテリーのマイナス端子が切り離されていることを確認のうえ、両運搬による運搬で移動してください・ けん引は図に示された方法の 1 つで行う。・ 積載時は、両に傷がつかないように十分注意してください。・ 四輪接地でけん引する場合は、けん引速度 30km/h 以下でレッカーまでの移動など、できるだけ短い距離とする。注 意 補機バッテリーが上がっている場合、または補機バッテリーのマイナス端子を切り離した状態では P レンジから切り替わらないことがあります。警告■重度の火傷または感電による重大な傷害や死亡といった事態を防ぐために、オレンジ色の高電圧ケーブルや高電圧部品に触れないでください。■ただし、両運搬時には絶縁手袋を着用してサービスプラグを抜いてから運搬を行ってください。(P.8 参照)■やむを得ず他の高圧部品や高圧ケーブルに触れる場合または触れる恐れのあるときは、絶縁手袋を着用してください。

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