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はじめにアンプの実用最大出力と定格出力についてですが、簡単にいえば、定格出力とは連続で出すことができる最大の能力です。対して実用最大出力とは瞬間的に出力可能な能力です。また、Ω(オームと読みます)とは抵抗値を表す数値です。スピーカーにはそれぞれ固有の抵抗値(これをインピーダンスといいます)があります。単純にインピーダンスが高い方が抵抗値が高いので出力は低くなります。(インピーダンスは周波数によって抵抗値は違います。表示されるのは最低値になります)先の数値は全てアンプの能力に関わることです。さて、スピーカー選びに注意することはとにかく聴いてから決める。につきます。スピーカー位カタログ数値ではまったく音質がわからない機器はありません。しかも、音質を大きく左右するのもスピーカーです。実際に聞ける環境にない場合は人の意見などを参考にするしかないかもしれませんが、できれば聴いてください。一応、下記参考にしてください。価格コムという大手のネットサイトです。価格やレビューという実際に買った方の感想も参考になることがあると思います。http://kakaku.com/kaden/speaker/予算が書かれていないので、具体的なお勧めは難しいのですが、クラッシックのピアノということですから、個人的には海外産のスピーカーをお勧めします。実売5万位までということで、KEF B&W オーディオプロ QUAD ALR/ジョーダン ElACなどの英国かドイツのもの、又は、ダリなどの欧州のものをメインに探してみてください。予算が厳しいようでしたら、国産のDENONかビクターのスピーカーをお勧めします。とにかく、D-V3のようなミニコンポの付属スピーカーを探すのではなく、単体で売られているものを探してください。最後に、1998年発売のFR-V3のアンプ部は現在のオンキョーのものと比べるとやや古い設計です。例えばWRAT回路(2001年のFR-X7から搭載)を搭載していませんし、もちろんVL回路(CRシリーズに搭載)も搭載してません。 どちらもノイズや歪率の低減回路ですが、同じONKYOのFRでも現在のものは随分違う音質です。現在の方が高域、低域ともに伸びていますし、何よりクリアです。でも、私はその当時のV3やV7のパワフルで低音に味付けのある感のあるのも嫌いではありませんが、比べるとやはり今のほうがいいとおもいます。先のメーカーなどの欧州産でもしも、気にいられたスピーカーと出会われたら、できたら単体アンブや単体CDプレーヤーのセパレートタイプへの交換も考えてみてください。きっと違う世界が開けます。追記。ND-S1はipodのデジタル伝送機器ですね。これはとても良い音で聞く可能性が広がる機器でいろいろに使えます。デジタル伝送ですから実際に音を聞くときにはDACの性能にかなり左右されます。というかDACを良いものにすると本当にいい音になる可能性を秘めています。