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ベンツはどちらかというと無骨ですね、細かいところまで気がつくような繊細さは日本人の方が上です。元々、質実剛健で売っているメーカーですから、内装は二の次という感があります。

それでも、最近のベンツは内装を手を抜きながら立派に見せる手法を学んできているみたいで、、まぁマシにはなってきています。
次期Sクラスが秋のフランクフルトショーで登場してくると見られています。年末には日本に入ってきますので、時間があれば見てからでも良いのではないでしょうか。

壊れるのは巨漢ゆえで、Sクラスのトップグレードはダメです。消耗品の劣化が早く、自分の重さ排熱で自らが壊れていくのがSクラスという車です。
なので、個人所有でベストバイはEクラスまでなのです。大きさも重さも…

でレクサスLSとマジェスタですが、予算があるのであれば即答でレクサスLSです。

レクサスLS(旧セルシオ)は、全てにおいて専用設計のモデルです。兄弟車はセンチュリーのみでこれは量販車では無く、流用が他にありません。
かたやマジェスタは、クラウンとの部品共有が多く豪華に見せて急ごしらえで造ったに過ぎません。

工業製品では、上級モデルのコストダウン版は"買い"ですが、下級モデルを引き上げたモデルは装備を盛っただけなのでダメです。
ですから、LS460とマジェスタとでは同じ4.6Lエンジンを積んでいても、シャーシから足回りから専用設計のLSの方がお金がかかっているのです。

現行レクサスLSは2006年登場ですでに6年以上が経過していますが、昨年にフェンダー部分まで変えるビッグマイナーチェンジをしており、あと3～4年はこのままで行くようです。
対して、マジェスタは来年にはフルモデルチェンジ予定です。

追記：
S600は一番買ってはいけないモデルでしたね。V12は狭いエンジンルームで発熱に排熱が追いつかないために、熱と自重による消耗品の劣化が激しいのです。せめて、V8のS500/550にするべきでした。逆に市街地のみで高速を走らないのがダメ…

特に2000～2006年くらいのベンツは故障やリコールが多発しています。これは、90年代末から部品工場が安い賃金を求めて旧東欧へと進出、旧社会主義圏は働きませんからこれでQCを大きく落としているのです。今、これと同じことを日本メーカーは中国でやっているのです。大量リコールが頻発しているのは、これのせいです。

この時期は世界的にかなりブランドの信用を落としており、日本でもディーラーではセールスマンは泣かされたようです。

最近のモデルは、故障はほとんど無いとサービスも言っていますけれども。もっとも、デンソーやサンデンといった日本メーカー製の部品を多く使用していますから、もはやメーカーの国籍で判断するのはナンセンスです。

S600からの乗り換えであれば、今のレクサスLSがよろしいのではないでしょうか。やはりEクラスやクラウンでは見劣りしてしまうと思います。ちなみにEクラスは、5月頃にマイナーチェンジして顔が大きく変わります。（デトロイトショーで発表済み）

レクサスは今年ISがフルモデルチェンジしました、2014年にRXの弟分でNXが追加され2015年にはアクアの兄弟車のASが追加されます。レクサスは毎年1モデルずつを追加してきていますので、次期LSはその後になります。

IS-Cを置き換えるRCというモデルの追加が予想されていますので、LSは2017年くらいになるかもしれません。

個人的にベンツは15年、ノートラブルなのでそれほど悪い印象はありませんけども。友人には買うベンツ買うベンツ、新車も中古もことごとくトラブルだらけの人がいますけども…(笑)