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chankoro22さんのおっしゃる事が全てだと思います。私は車載電子部品の仕事をしています。いろんなサプライヤーの現場を見てきましたが、日本メーカーの管理は徹底しているにつきます。途上国などの海外工場においてもです。同じ部品工場の中でも日本向けと外国向けに生産を分けているところもあります。（日本車と一緒のパーツ採用したからといってクオリティが一緒とは限りません）一目見て違いがわかりますよ。日本のラインは一つの不良も許されない管理。外車のラインは整理整頓が行き届いてない、スタッフのレベルが低いなど。それでも外車メーカーはそこまで指摘しないのです。部品の採用でも日本はものすごい試験と評価を繰り返します。でも外車は結構簡単に採用されます。
よく外車好きの人達が、「壊れるのは日本の環境が厳しいから」とか「その国に合わせてないから」とか言いますが、これはとんだ言い訳です。まず日本の環境は世界的に見ても優しすぎます。道路状況は最高レベル。渋滞がひどいなんて、世界の都市行ったことあるんでしょうかね。アメリカ、中国、南米の都市の渋滞なんて日本の比になりません。自然環境もそれほど厳しくありません。そもそも自動車なんて24時間外にさらされている事を想定して生産しているのです。耐寒、耐熱、防水、砂漠での砂対策、全て考えて造り上げます。だいたいこのグローバルの産業で他国の事を考えてないなんてありえません。単純に開発、生産、品質管理の能力の差です。小さな部品が何万点も集まってるのに一つ一つの管理を怠るとどこかが故障するのです。「ものづくり」は如何に同じクオリティでバラツキなく造れるかが全てです。
メディアによるリコールの報道で日本車がどうのこうの言われてますが、馬鹿げてます。外車の不良報告はものすごくありますが、不良を不良と認めません。日本メーカーは10000個のうち不具合が1個でも出れば徹底的に確認、改善を行います。
車雑誌に乗ってる外車の評価なんて当てになりません。整備されたチャンピオン品を貸し出してる訳ですから。品質管理は絶対後々に影響します。１００％壊れないものを作るのは不可能ですが、１００％に近づけるよう努力して生産するのです。その点において日本車は間違いなくトップです。私の外車は壊れてないという人は運がよかったと考えるべきです。もうこれは確率の問題です。外車絶賛マニアの人が現場みたら杜撰さにびっくりすると思いますよ。壊れるものは理由があるという事です。