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<日経>◇ＧＭ、日産・ルノーとの提携交渉入りを承認 取締役会
【ニューヨーク＝武類雅典】米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）は7日に取締役会を開き、日産自動車・仏ルノー連合と提携交渉に入ることを承認した。すでに日産とルノーは交渉入りを決めており、3社は来週にも協議を始める見通しだ。環境や安全など技術分野を軸とした事業提携を検討、資本提携も視野に入れる。
資本提携まで踏み込めば、世界自動車販売の約4分の1を押さえる巨大グループが生まれる。

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確かに提携が実現し、事態が良い方向に首尾よく進めば、ｌｏｔｔｅ＿ｓｅｉｋａさんの仰る通り、部品調達や研究開発などかなり有利になるでしょう。
しかしながら、そこに至るまでの問題が山積みです。ＧＭにとっては渡りに船のような話かもしれませんが、資金を拠出する日産とルノーにとっては、多大な事業リスクを受けることにもなります。

ＧＭがとてつもない大企業であるが故の問題。
リストラ退職に伴う費用・年金資金の確保、車種構成・販売地域や販売店舗のバッティング、開発総資金の増大（３社グループ全体の規模も大きくなるので、１社あたりのコストが下がるとは限りません。たとえ１社ではできなかったビッグプロジェクトが、３社が集まることにより可能になるかもしれませんが、それはそれで結局は金額が膨らむことにもなります）。

３社連合のハイブリッドやクリーンディーゼルなどの新開発技術が、先行するＴＯＹＯＴＡや、他の欧州メーカーに追いつき追い越せるか。あまりに時間が掛かり過ぎないか。資金は大丈夫か。心配の種は尽きません。