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欧州輸入車は殆どの車種が日本ではハイオク指定になっていますので、そのままでは財布に厳しいですね。既に回答が入っていますが、多少「？」な部分もありますので書き込ませて頂きます。長文ですので流しながら読んで下さい。


３０６良いですね。昨年から仕事の関連でフランスに住んでいるのですが、まだまだ現役の３０６を多く見ます。

今回、フランスメーカである３０６という事ですのでフランスでお話しますと、ガソリンは３種類揃っています（既に回答されている方のコメントの中に記載がありますが、オクタン価が少し間違っています）。通常は下から９１→９５→９８となっています。
日本ですとレギュラーが８９～９１、ハイオクは９８～１００程度のオクタン価です。

つまり、欧州の燃料は日本のレギュラーガソリンのオクタン価８９に対しては全て高くなっています。このため輸入車メーカはどこもハイオク燃料の指定をしているのでは無いでしょうか。

手元にデータは持っていませんが、以前欧州の各々のオクタン価のガソリンの実オクタン価のバラツキを見た事があります。
欧州燃料は日本内に対してバラツキが大きかったと記憶しています。つまり欧州車は比較的低オクタン価に対しても許容代を持っているのでは無いかと「想像」します。

プジョーは欧州向けと日本向けのエンジン仕様を変えていないと思いますので、現地で売られていた３０６が９８オクタン、もしくは９５オクタンのいずれが指定であったか？
また説明書などに９１オクタン価のガソリンを使用した場合は、どの様になると注記が入っているか？はひとつのポイントだと思います。
残念ながら手元には何も資料がありませんので、是非ヤフオクで現地の当時のカタログや取り扱い説明書をヤフオクなどで手に入れるなどして。。。調べてみて下さい。
フレンチミーティングなどで眺めることも出来るかもしれませんね。

今手元に旧型ＢＭＷ３シリーズのフランスのカタログがありますが、説明を見ると「９８オクタン指定ですが、９１オクタンでも出力の低下と燃費の悪化はあるけれども使用可」と記載されています。つまり日本のハイオク指定車と同様、レギュラー用の燃料ＭＡＰも用意されていて、ノッキングが起きた瞬間にそちらを読みに行くようになっていると言えるかと思います。
欧州人は走行距離が長いため、年間に掛かる燃料代がとても高く（みんなケチ）ですので、必ず安い燃料を入れますしね（ですので欧州ではみんなディーゼルを選びます）。


以上、長々と書きましたが、自分であれば、、、、
まずは燃料が少なくなった時にタンクの半分程度をレギュラーを入れてやります。もっと少なく、１０Ｌ程度でも良いのかもしれません。
それで何も起きなければその後も数回レギュラーを給油し、完全にタンク内がレギュラーガソリンになった時にも全く何も起こらない様であればそのままで良いと思います。
ノッキングを起こさないガソリンに、ハイオクを入れるのも無駄なだけですので。

但し、加速時にノッキングが何度か起きるようであれば、直ぐに残りの半分はハイオクを入れて混ぜ合わせてオクタン価を上げてやります（単純に９５オクタンのガソリンが出来上がります）。
一度だけノッキングが起きて、直ぐに何とも無くなるのであれば問題ありません。

大事な点ですが、多少リスクのある事をやっている訳ですので、運転中にはオーディオは付けないなど、しっかりとエンジン音を聞いてあげて下さい。
ノッキング（カリカリ音です）は耳で聞くしかありません。回答の中に黒煙を噴くとありましたが、全く逆で黒煙は出ません。
長時間のノッキングはエンジンを壊してしまいますので、特に最初、またいつもと違うガソリンスタンドで燃料を入れた後などは、少し注意が必要かもしれません。
自分も昔ハイオク指定の車にレギュラーを入れていた時は、大手の看板を掲げていないセルフでレギュラーを入れた後は、必ずノッキングを起こしていました。


蛇足ですが、日本メーカであっても欧州メインに向けて開発した車を日本に持ち込む際に、ハイオク指定のまま入ているトヨタのアベンシスや、はたまたレギュラー仕様にコンピューターをチューニングをし直している日産のデュアリス（現地名キャシュカイ）などがあります。