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今年で17年落ちになるST202に乗っている者です。

①AT200は海外(北米)仕様の型番でエンジンが3S-Gでなく1.8Lの7A-FEを積んだものではないでしょうか。ST206は姉妹車種のカレンの型番です。なお海外のセリカはハッチバックでなくトランクのあるクーペですので日本でいうカレンがベースになっています。

②最終型のNAモデルで搭載されたBEAMSの3S-GEですが、VVT-iという可変バルブタイミング機構が盛り込まれました。これによって高回転での伸びが多少良くなりました。それ以前の3S-GEだと5000回転以上はただ回っているだけ感が強かったのですが、もう少し上までパワー感が続くという感じです。低回転側で回している分にはほとんど差はないです。
なお、エンジン性能が上がった最終型VVT-i搭載車ですが、マフラー、エアクリーナー、ECUなどの吸排気系のアフターパーツがほとんど発売されませんでした。（マフラーも前期モデル用のものを取り付けるために柿本等から発売されている変換用アタッチメントが必要になります。）なので、吸排気やエンジンをチューニングするのであればあえて最終型を外すという選択もありだと思います。

③ST20#が現役のころはスーパーストラット(SS)はノーマルストラット(NS)に比べてアフターでの車高調が少なく、足回りを弄ることを考えて、あえてNS車両を選ぶというのもあったかと思います。ただ車両自体がかなり古くなった現状では、SS、NS共にアフターパーツはかなり少なくなっていますので、そこまでパーツの豊富さで迷うほどのことではないように思います。ただ、SSはNSにくらべてサスペンションの脱着が大変なため、ディーラー等で作業を依頼すると工賃が割高になります。

④セリカはいわゆる走り屋系の車としてはマイナーなためハードに乗られた車が少なく状態が良い車体が多いですし、また同世代のシルビアやインテグラ等にくらべると中古価格が格安です。しかし、製造終了から既に10年が経ち、車体の状態も悪くなってきていますので、今後は維持費がかさむようになるかと思います。（先日、私が足回りのショック、アーム、ブッシュ類を総交換しましたが35万円ほどかかりました。）
スポーツ走行を考えるのであれば、個人的にはデミオ・スポルト、マーチ12SR、スイフトスポーツ、あたりのホットハッチを購入するのが街乗り～峠～サーキットまできびきび走れて楽しめるかと思います。また燃費や維持費の点でも、ターボ車に比べると大分経済的です。

いずれにせよ良い車両が見つかるといいですね。↓は先日、オールペンした際のものです。