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残価設定型ローンの最終回支払額（残価）がいくらになるのかというのはじつはクレジット会社が決めているのではなく、各販売会社が決めているのです。同じ支払い回数でもどのディーラーで買うのかで残価も金利も異なります。
わたしもトヨタのクルマを買うとき残価設定について調べたことがありますが、ネッツトヨタのAという販売会社では４年後90万円だったのに対してBは60万円でした。そのかわり金利はBのほうが圧倒的に低かったです。
ただしAというディーラーの店舗で異なることはありません。

走行距離の条件もバラバラですが、だいたい１ヶ月1,000km走行か、それよりちょっと多めを基準にしているようですが、なぜか３年でも５年でも45,000kmくらいになってるみたいです。。
でも超過しても1kmにつき何円という感じで、そのことだけで数万円ちがってくることはないでしょう。
走行距離よりも傷とかいたみ具合のほうが大きいです。
また残価のレートは日々変わっています。今月いくらと言われていても、商談が長引き翌月契約するときには変わっていたりしますので気をつけてください。

ちなみにマーチのいちばん売れているグレード12X（1,199,100円）を36回で支払う場合、残価は407,000円だそうで、均等払いなら次のようになります。

実質年率 4.90%
支払方法 均等払い
支払開始月 2011年10月
支払い回数 36回
クレジット所要資金 1,190,000円（9,100円を頭金で入れることになります。）
初回支払額 27,907円
2回目以降支払額 25,700円×34回
ボーナス月支払額 --
据置額（最終回支払額） 407,000円
支払総額 1,308,707円

ただし実際には諸費用がつくのでこのとおりではありません。（そのかわり値引きもあるでしょうけど）
またグレードでも、もちろん変わります。
色については実際に下取りに出すときは加点もありますが、残価には反映しないようです。オプションも同様で、たとえばHDDナビなんかは下取りに出すときプラス10万円くらいになったりしますが、残価はあくまで車両に対して計算されています。