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私でしたら、ＭＣ２１０２を手に入れるお金があったら、程度の良いＭＣ２75をお勧め致します。
ＭＣ２１０２の持ち味を発揮させるには、聴くに堪えないような音量でしたら、実力を発揮すると思いますが
通常の音量でしたら、ＭＣ２７５若しくはＭＣ２40の方が求められている音に近いと思います。
どちらも、製造されてから５０年近く経過していますので、何度かの修理をされて居ると思います、中にはトンデモ無い修理をされている個体がありますので、内部の部品がオリジナルなレストアをされた物を探されると良いかと思います。

ATC SCM40は低域はなかなかふっくらと出にくいスピーカーだと思います、スペースの問題もあると思いますが、やはり口径の大きな３８Ｃmのスピーカーの低域には敵いませんね！

MC2102は片チャンネルにKT88を4本使ったアンプです、KT88は１本で（シングル）で１０Wの出力が取れる真空管ですが2本のプッシュで約最大７５W取れるしんくうかんです、これを4本使うと１５０W～２００Wの出力になりますが、通常の動作では、SCM４０をドライブしても聴くに堪えない音を出しても１０Wも出力していない状態です。

同じマッキントッシュのアンプですが、オリジナルMC275の音楽性と、最新のMC2102のとは随分スペクトルの違う音だと思います、スペック（最大出力や周波数特性）は何の役にも立たないと思います、良い音で音楽を聴いて満足する手段がアンプであるならば、オリジナルのMC275/MC240の音を何処かのショップで聴かれるのが一番だと思います。