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私なら記録のみに絞って作品撮り目的でないのなら、全く同じコンデジを何個か持っていきますね。
どんなカメラでも故障することはあります。世界一周ともなると、立ち寄った国や地方で替えのカメラがすぐ買えるとは限りませんから。
ミラーレスやらコンデジやらバラバラな機材構成だと、バッテリーなど周辺機材も異なってきますし、そんなバラバラのものを持ち運ぶ余裕があるのなら、同じコンデジを何個か購入して、盗まれてもいいように鞄やポケットなど何カ所かに分散させて持ち歩きます。

しかし、できるだけ軽く小さいもの、という条件と、
10倍以上のズーム、薄暗いところでもきれいに撮れる、という条件、
これは矛盾するものです。大きなズームや明るい大口径のレンズをつくろうとすると、どうしても大きくなってしまう。
キャノンのそのあたりのコンデジは、レンズは暗いですし。

そもそも、１０倍ものズームが本当に必要か？今一度検討してみるのがよろしいかと。
ズームを無駄と割り切るのなら、最小F値1.8のフジのXQ1なんかは最高のコストパフォーマンスですし、ソニーのRX100も値下がりしてきています。
どちらもズーム以外のスペックは必要十分を遥かに通り越していると言えます。
ズームにしたって４倍もあればとりあえず十分と私なら思います。
どちらも信じられないことにあれだけのスペックで三万かそこらで買えますから、１０万あったら３つ購入することができます。

ズームと明るいレンズという点にこだわりたいのならフジのS1とか。しかし今度は軽く小さいという点が犠牲になりますね。
軽く小さく、尚かつ１０倍ズームを搭載となると、やや旧いですがソニーのHX５Vとか、フジの現行モデルでもそういう機種は沢山あります。しかし今度はそこまで明るいレンズというわけではなくなってしまいますね。

二兎を追う者一兎を得ずといいますが、二兎くらいまでなら追えます。しかしさすがに三兎ともなると厳しい。

やや性能をバラけさせた同じようなカメラを複数台持つというのもアリかもしれません。
フジならばXQ２台とファインピクス一台か二台、ソニーならばRX二台とHXを一台か二台。
まあ、写真の品質を一定にするという意味でも同じ機種をスペアにするほうが適切ではあるのですが。どうしても不安ならば。
プロはどんな小さなロケでも、ロケならば必ずといっていいほどスペアを持ち歩きます。
世界一周ともなると、プロでなくともスペアを持つということは考えてほしいですね。
特にカメラなど日本の高い品質の製品は、盗難のリスクもかなりありますから。

私は流石に世界旅行まではしようと思ったことはありませんが、プライベートで撮影目的も兼ねていて、同伴者のいない（記念撮影の必要がない）ちょっとした一人旅であれば、35mmフィルム一眼に50mmレンズ一本で出かけちゃいますけどね。

追記：
常に盗難のリスクを抱える中、何台も持ち歩くにはちょっと不向きかなと思い敢えて例示しませんでしたが、オリンパスのSTYLUS1やライカのコンデジを使う手もあります。しかし１台６万から９万ほど