443

view

他のテレビやレコーダーでは正常に受信できていてもケーブルの劣化や分配器などの故障で感度が急激に下がることはあります。また壁に埋め込まれているケーブルを小動物が囓っていると言うこともあります。ここ最近工事に行って内部配線を調べてたときに小動物が囓った痕跡がありました。こう言ったことも不安定になる現象ですしアンテナケーブルの部分的のサビや劣化もあります。
先ずテレビとレコーダーの所の配線の差し込み口の所から導線が出ていないか確認してください。ここからノイズが混入しているということもあります。ネジ止め式の場合は導線がむき出しになる事はありません。これでも改善されない場合は新しいアンテナケーブルに交換してみてください。
また他の部屋は大丈夫で一部の場所だけ受信出来ないとなれば上記のような現象しか考えれません。全体的に正常に受信出来ないチャンネルがあるのであればアンテナから見直す必要があります。また受信機の機能にある電波強度は目安程度にもならない機能です。これはノイズの混入率と電波強度の平均値を出しているため正常な数値ではありません。確実な強度を測定したければ電波測定器が必要になります。
この様な現象の工事をして改善した結果は内部配線の張り替えで直ったという例はあります。非常に手間のかかる作業ですし壁側のアンテナコンセントプラグはすぐ横に電源コンセントがあると言う場合は無茶苦茶危険ですので工事依頼をしたほうがいいです。感電したら痛いということではすみません。
アンテナから見直すときはアンテナの高さを一番弱いチャンネルのレベルが高くなる位置に合わせます。その後ブースターで調整ですがブースターというものは分配損失やケーブル損失を強めるためにしか基本的には使いません。デジタルでは弱すぎても強すぎても受信できなくなるためアンテナの素子数が高いアンテナに交換しなければならないということもあります。３０素子のアンテナは水雪がふる場所ではやめたほうが良いです。雪の重みで折れます。普通のアンテナは重さが一点に集中するため折れやすいです。ＮＨＫと契約しているのであれば一度調査に来て貰い改善方法を聞くことも出来ます。

アンテナの不具合でしょう。
受信レベルが下がってませんか。今時のテレビなら必ず受信レベルの測定機能があるはずですが。

アンテナ線が外れているか接触不良。
分波機の不具合。
屋内配線（アンテナ線）の不具合。
屋根上のアンテナの不具合。

一般論だとこんなところかな。