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オイル交換キッチリ行ってたなら“５万キロで漏れ”は、ちと早いね。。。

「もっと安く」と言ってる方にする回答じゃないかもしれませんが「こんな事もあるよ」って事例です。


その見積はスバルで行ったんですか？
ならばクランクリヤで間違いないと思いますが、例えばオイルパンの後方（クランクリヤ側）からの漏れでもそう見えます。

又、クランクリヤシールのみならずベアリングキャップのシールからも漏れやすいエンジンなので、仮にクランクリヤシールを交換するなら同時にベアリングキャップシールも交換した方が後々の事を考えると良いと思います。
ここからの漏れはクランクリヤシールからの漏れとの見分けが付きにくく、クランクリヤシールのみ交換して“実はベアリングキャップからの漏れだった”とか“実は両方から漏れてた”って事が案外あります。

冒頭で“見積はスバル？”と確認したのは、この辺りの事がスバルディーラーならば経験で分かってるので漏れの箇所の特定を誤る可能性が低くなります。

が、そこらの町工場や別ディーラーなら単にクランクリヤシールとしか判断していない可能性も無きにしも非ずです。


ベアリングキャップってのはクランクシャフト後端を支えている物で、クランクリアシールのハマる円を形成してる部分なので、それの交換にはオイルパンの取外しと、クランクリヤシールの取外しを要します。
なので、ベアリングキャップシールを交換すると同時にクランクリヤシールとオイルパンのガスケットの交換が出来るのでその周辺からのオイル漏れを懸念する必要がなくなります。

仮に、クランクリヤシールだけを交換して、後々ベアリングキャップシールからの漏れが発生した場合、二重の工賃が必要になります。

少々高くなりますが、大きな作業は一度に一気に済ませた方が総合的に見れば安くなりますね。



もっと安く済む方法。。。
漏れちゃってるので交換するしかないですが、例えばＰＩＴWORKの“ＮＣ81オイルシーリング剤”なんかは私の地域では「止まらない場合はその分を保証します」と強気で売ってますが、実際効果が大きいです。

駐車場にオイルが滴ってるような車でも止まるので、現状の状態なら止まる可能性は大きいと思います。

従来の“オイルシールを軟化させる”的な漏れ止めではなく、漏れてる個所に外部被膜を形成して止めるタイプです。

でも近々の乗り換え予定なら騙し騙し乗るのも良いですが、永く乗りたい車であればしっかり直した方が良いと思います。