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先頃帰国した若いドイツ人は自国ではトヨタのオーリスに乗っており、日本車は高速安定性やブレーキ性能はドイツ車よりも劣るけれど、自分は高速道路であまり飛ばさないし、日本車は仕上げが良い上に値段が安くて、お店のサービスが良いので乗っていると言っていましたから、輸出仕様車は多少は変えているかも知れませんが、日本仕様とそれほど大きな差はないのではないでしょうか。

欧州は今でも滑りやすくかつ段差のある凹凸が続く石畳の道が多く、そのような道路でもサスペンションが路面に食いつくかどうかは安全性能の善し悪しにに大きく影響するため、サスペンションの開発と部品の使用にはブレーキと同様に大きなコストをかけるそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=fcgYQoxlV4M&feature=related

反面、日本では安全性能にお金をかけて高くなるのをユーザーが嫌うなど、ひたすら低価格であることが優先されるので、とあるサスペンションメーカー出身の方の話では、目方売り(トータルの重さで値段を決める)があるほどサスペンションはコストダウンの大きな標的のひとつで、日本車の特にいわゆるＤセグメント以下の車のサスペンションの殆どは安作りだと言っていました。
それが単純に結果となって現れているのではないでしょうか。