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キヤノンしか分からないのでキヤノンのみで…。1D系の一番の売りは堅牢さです。一例としてはシャッターの耐久性が倍違います(1D系：30万回/5DMarkⅡ：15万回/どちらも公称)。 シャッターユニットは酷使される部分ですし、精密さも求められます。(なにせ1秒の1/500とか1/1000とか普通に使うところですからね) シャッターはあくまで代表的な部分で、そりゃもう全体的に丈夫です。だからといってラフに扱って良い物ではないですけど。次にスピードです。1D系には必ず２つの映像エンジンが載っています。デュアルDIGICと名付けられていますが、これも1D系の特徴です。映像エンジンをデュアル化することによって画像処理のスピードが速くなります。バッファが溜まりにくいので、シャッターチャンスを逃しにくくなります。ただメモリーカードに依存するところもありますが…。最後に安全性。1D系はMarkⅡからですが、CFカードとSDカードが両方入れられるスタイルになりました。設定によりますが両方のカードに同じデータを書き込めますので撮影時に既にバックアップが取れることになります。デジタルは何気ない事でデータが全て消えてしまうモノですので失敗が許されないプロの世界では重宝される機能です。その他にも視野率やAF測距点の数などで優位に立ってます。以上が代表的な違いでしょうか？これらの積み重ねであの値段差になるわけです。ただデジタルカメラは開発のスピードが恐ろしく速いので、今現在で言えば1DsMarkⅢより5DMarkⅡのほうが高スペックな部分も出てしまっています(DIGICのバージョン、モニターの解像度など)。値段差を考えれば(考えなくても?)5DMarkⅡの方が高性能…とも考えられます。ぶひゃひゃはや。