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まぁ、これをエントリー機として売るわけだからねぇ・・・
α77の出来を見る限り、悪いわけがないレベルの性能にはなっていますね。その意味ではD5100や60Dを一気に旧世代にしてしまうほどの性能は持っています。

ただ、問題点は使いやすいかどうか？
画素数が多いということは手ぶれには厳しいジャッジをされるということですし、実際、良いレンズを使えば、良いレンズを使うほど良い画質で撮れるのですよ。レンズ補正があるといっても、レンズの持ち味以上の補正は効かせられませんからね。まぁ、2400万画素程度なら、2年位前のパソコンであれば余裕で処理できるはずです。もちろんメモリは多く積んでいることが条件ですが。

ちなみに暗い所で役に立つか、立たないかですが・・・平均的な高感度性能は持っています。モデル撮影ともなれば、外部ラッシュを含め、ライティングをしっかり行うことが前提になりますから、高感度性能は必要ないという見方も出来るので、そこまで上手くコントロールできるのであれば、良いカメラと言えます。ただし、ライティングの基礎を知らない段階では、使いづらいカメラということは出来るでしょうね。

ちなみにデジタルだからすべてを凌駕するはないですね。高感度性能などに関しては60Dとの差はほとんどないですが、D5100との差は結構開きます。また、高感度性能についてはNEX-5Nのほうが優れていますし、NEX-7にもわずかですが負けるというのが実際の所ですよ。なので、一般的に良く利用される範囲での画質と言う点では、非常に優れていますが、どの条件に対してもベストとなるようなカメラとは思っていませんね。