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ISO感度はISO400で、どうしても暗くてシャッタースピードを稼げない場合でもISO800までで抑えて下さい。三脚にきちんとカメラを固定、ストロボは直焚き（バウンスではなく直接人物へ向ける）で大丈夫です。レンズはズームレンズだと思いますが、広角すぎず望遠すぎない程度（18-55mmレンズならば28～35mm前後くらい）で撮影できる位置で構えます。集合写真は並べ方が重要です。宴会場ですと椅子などはありますでしょうか？最低3列、可能なら4列にできれば理想です。また撮られている人は”目”でカメラを見ているので、自分の視界でカメラが見えれば顔が出ているものと錯覚しますので、前の人の間から顔を出してもらい顔が隠れることのないように注意します。初心者ですと”人の顔”を画面の中心にもってきてしまい、上下の空白のバランスがたいへん悪くなることが多いです。前列の人の足元～最後列の方の顔まできちんと入っていることを確認し、さらにそれに対し余白（背景）は”下が1・上が2”くらいの比率になるようカメラをセットします。撮り方は、あえて2つ試してみてください。ひとつはプログラムAEで。ダイヤルは「P」に、ストロボは電源オンにしておくだけです。ピントは3列なら一番前の列の人の顔に、4列なら2列目の人の顔あたりで合わせます。あとはシャッターを切るだけ。もうひとつは、絞り優先でのスローシンクロで。ダイヤルは「A」に、絞り数値は晴天の屋外ならばF11と言いたい所ですが、屋内でそんな数値にできるはずがないので、最低でもF5.6以上、できればF8くらい、シャッター速度が1/20以下にはならないような絞り値にします。ここでどうしても1/20・F5.6が確保できない場合、最終手段としてはじめの通りISO感度を上げてみて下さい。ストロボはオンにしておくだけで構いません。ピント位置も上記と同様です。シャッター速度が遅いので、撮影中に動いたりジャンプしたりすることはやめるように言っておいて下さい。それぞれで2カットずつ、合計4カット撮れば十分でしょう。できれば本番前に人がいない状態で試し撮りしてみると感覚は分かると思います。