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星空を撮影するならEOSシリーズが良いようです。
天体写真ではノイズの少ないEOSシリーズに人気があります。
もちろん他機種でも撮影できますが、長時間露出になると差が出るようです。最近はだいぶ改善されているようですが。

風景写真や静物などを撮影するのであれば、一眼レフにこだわる必要はないですが、動きのあるものを撮影するなら、いわゆるミラーレスは不利です。ハッキリ欠点と言っても良いかもしれません。

一般的なミラーレスの場合、レンズから入ってきた光を撮像素子で受け、それを映像に変換してEVFや液晶パネルに表示するわけですが、そこに至るまでにタイムラグ（例えば1/100秒）が生じます。しかも、液晶パネルやEVFの書き換え速度が例えば30fps（1/30秒）だとすると、０．０４秒遅れた映像（情報）を見ている事になります。

ですから、「ここだ！」というタイミングでシャッターを切ったとしても、液晶に表示されているのは「過去」ですから、シャッターチャンスを確実に逃す事になります。なぜなら、シャッターを切った瞬間は「液晶で表示されているのは過去の瞬間」ではなく、「まだ液晶に表示されていない現在の瞬間」だからです。

0.0４秒なんてそのくらい・・と思うかもしれませんが、時速36キロ（自動車くらいの速度）で動くものなら0.4メートル移動するだけの時間です。歩いている人でも5cmくらいは移動します。
撮影距離が離れていれば気にならないかもしれませんが、至近距離では非常に気になるでしょう。
ミラーレスの弱点を知っていれば「勘」で補えるかもしれませんが、OVFである一眼レフにはかなわないでしょう。

※説明の都合で例として「0.04秒」を使っただけで、実際のタイムラグはもっと短かったり、長かったりするかもしれません。しかし、液晶やEVFが「リアルタイム」ではない事は確かです。