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まず、両者はまったく違う車であると思ってください。
単純に比較できる両車種ではないので、使い方しだいです。

ヴィッツは車重やハンドリング、その他のものが「軽快」にセッティングされていますので、街中のちょい乗りといった「足代わり」には非常に便利ですし、乗りやすいです。
対してオーリスは、エスティマやレクサスCT200のベースでもあるので、その全てがヴィッツより「重厚」です。
ボディ剛性が高く、ハンドルも重めです。また3ナンバーボディなので、人によって幅が広いと感じるかもしれません。

走る、曲がる、止まるや静粛性といった「車としての性能」はオーリスのほうが上です。
ですがちょい乗りといった使い方ですと、それらが足かせのように感じるかもしれません。

ヴィッツは「タウンユース」として、オーリスは長距離や高速道路を使うことが多いならツーリングカーとして。
こういった感じではないでしょうか。
燃費は、小排気量+軽い車重でヴィッツに軍配が上がります。

ラゲッジスペースはほぼ同じ、客室はオーリスが若干広めと感じます。

試乗をしてみて、両車の違いが見出せず、通勤や買い物といった街乗り中心ならヴィッツ、
車としての違いに気づき、より距離を乗るのであればオーリスを選べばいいでしょう。

ただし、オーリスは重量がけっこうあるので、この車の良さを味わうのであれば、1800CCの方がより適切と思います。

あまり書かれませんが、オーリスはシートの作りがとても良いです。
ストロークがあり、それなりにホールド性が良いので、この点も長距離乗るのに向いています。

参考までに、私はオーリスユーザーで、ヴィッツは家族が乗っていますから、その上での意見です。