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「バッジエンジニアリング」と言って、GMなどアメリカのデトロイト3から学んだ販売方法なのです。

つまり、販売店により性格の異なるモデルを投入して顧客層を分ける手法です。が、最近ではコストダウンの影響もあってモデルを作り分けられずに併売が多くなりそのメリットが薄れています。

トヨタ店…法人需要がメイン
トヨペット店…比較的高所得層のファミリー向けの上級モデル
カローラ店…子供がまだ小さな若いファミリー向け
ネッツ店…単身者及び、若者向け

といった感じで分けていました。
チャネルやモデル数を多くし過ぎてコントロールができなくなったGMやクライスラーが破綻、日産やホンダは2～3年前からこの販売方法をヤメており、トヨタもチャネルによる性格分けが十分にできていない今となっては、すでに役に立たない販売方法なのかもしれません。

今後、コストダウンによるパーツの共用化がさらに進むと見られ、販売店によってモデル名を変えるということは無くなるかもしれません。