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まだ「作る」という企画が決まっただけで、具体的な仕様は全くの白紙だと思われます。
コストやら販売台数予測などを行っている最中ではないでしょうか。

とはいえ、コストや生産設備といったところは無視できませんので、リーマンショック前まで企画が継続していたFR(HSV-010の継承)は無いと思われます。

となると一番可能性としてあるのが、次期アコードのシャーシを流用して前後を反転、エンジンを後方ミッドシップへ縦置きに搭載するR8のようなキャラクターのモデルではないかと考えられます。
実際のところ、このアコードを流用したS2000が計画されていましたので、この企画と統合されたのかもしれません。

世界的にエンジン排気量はダウンサイジングの方向にありますから、おそらくは2000cc以上はありません。
次期アコードでも採用されると見られている、2.0L/i-VTEC(LAショーで公開)が有力と思われます。これに組み合わされる電気モーターは出力の高い物がリチウムイオン電池と一緒に使われるようです。

このやり方は、古くはトヨタがカローラのシャーシを反転利用して作ったMR2、最近だと同じくトヨタがCR-Z対抗のハイブリッドスポーツをヴィッツのシャーシをベースに開発することを公表していますし、フォルクスワーゲンはゴルフのシャーシを反転利用してブルースポーツ、アウディR4、ポルシェ新型コンパクトスポーツ(オフレコで非公式)が発表されています。

このVWグループがカルバンギアの工場設備と従業員をソックリ買収した動きを見て、トヨタもホンダも慌てたのではないでしょうか。
ベンツもCクラスクーペを今年中に、BMWもi8とi1という大小のハイブリッドスポーツを出してきます。