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ランボルギーニのガルウイング登場の背景は苦肉の策だったそうです。
ミウラでＶ１２を横置きミッドシップしたランボルギーニが次期モデルとしてカウンタックの設計を始めたときミウラ同様横置きを考えていたそうです。そんな中フェラーリがデイトナの後継車（BB）をミッドシップで開発している情報を聞き付けたランボルギーニは急遽カウンタックにフェラーリの上を行くスペックを持たせる様に方向転換したのがＶ１２縦置きミッドシップだったのだそうです。しかしトレッドやホイールベース、デザインがほぼ完成段階だったため縦置きにした影響で前進してしまった座席からの乗り降りが横開きのドアでは困難になってしまったらしいのです。
そこてドアの開口部を広げるためにフロントタイヤハウスの上にドアヒンジを持って行き結果的に上方跳ね上げ式のドアになったそうです。
それがあまりにも反響が良かったからその後12気筒モデルには継続で採用しているということで、質問者様のいうガルウイング大きく分けるとはたった３車種（カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴ）しかなくランボルギーニの中でも少数派なのです。