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モデルチェンジは噂だと今秋に１．８Lが追加され、MTが廃止らしいです。

△アウディのシングルフレームグリルと三菱のジェットファイターグリル

アウディのモチーフは昔のレースカーのエアインテークで、三菱は逆スラントと相まってその名の通り戦闘機の吸気口がモチーフです。真正面から見たら似てるとは思いますが、モチーフ違いを頭に入れて、角度を変えるとどっちも独自性のあるデザインだなぁと個人的には思います。
そもそもバンパーを上下に挟んだグリルデザインは他の国産車でも見られますし、最近はシトロエンC3も取り入れてきてます。

△内容については基本ＲＡのインプレなってしまうのですが、

・足回りの設定が悪路を想定に入れてあり、ベースモデルのスポーツグレードよりコンフォートな味付け。ＮＡならエクシード１６インチの方がコストの面でもベストバランスだと思います。もし１８インチのスポーツを買うなら乗り心地を確認してください。なかなかこのｻｲｽﾞを履く車って無いんですよ。そして中古で18インチのスポーツを買う場合は2008年８月～がお勧めです。
この時期に不評だった硬い足回りをコンフォートに振ってます。

・ｴﾝｼﾞﾝは少数派のバランサーシャフトが無いタイプです。ここはヒュンダイとダイムラーの兼ね合いで作ったワールドエンジンの弊害かもしれません。回転体が減って馬力が上がりますが、冷起動だと特に音ががさつに鳴ります。

・大径タイヤを履く３ナンバー車にしては、最小回転半径５ｍとかなり良好な取り回し。コンパクトカーから乗り替えもOK。

・内装は高価だと思いませんが、別に違和感は無いですねぇ。コストを基本性能に振ったようなｲﾒｰｼﾞ。RAだと少し手を加えられてます。

ｷﾞｬﾗﾝﾌｫﾙﾃｨｽ（NA）でもランエボ９と同等の車体捻り剛性を備えており、恩恵は有ると思います。
剛性に関してラリー車は特別改造だから市販車に関係がないという意見もありますが、基本無改造で出る国際草レースにランエボが出るパターンがあります。（ちなみにこの間のニュル２４時間耐久では軽量なﾗｲﾊﾞﾙ車インプWRXを打ち負かしました。うん千万するトヨタＬＦ－Ａは燃えました。過酷なんです。）
ですから常に実感できるかは別として、ベース車のギャランフォルティスも耐久性で積極的に評価しても良いと思います。

ただしキビキビとした加速に関しては重量とCVTの関係でクラス平均ではないでしょうか。燃費も可も無く不可も無くと言った所。
そのせいか中古が凄く安いです。悪くは無いのですが市場評価は低いみたいですね。残念。

ちなみにロシアでＣＯＴＹに当たる年間賞をなぜか2年連続で取ったという名誉も有りますよｗ