バッテリー販売関係者より、正しい回答をいたします。
◎長文ですが、最後まで良く読んで、理解を深めて下さいます様にお願い致します。
スバルR2 ２００７年モデルに搭載出来る、最も容量の大きなバッテリーは『５５B１９L』です。
★自動車用バッテリーに就いて、４０Ｂ１９L(R)で回答します。
４０は性能ランクです。
※最初の４０は容量を示す数字では有りません。
４０の部分を４２と増やしたバッテリーはエンジン始動性能が向上します。
※４０，４２は性能ランクですので、直接的に４０Ah,４２Ahを現している訳では有りません。
ちなみ４０Ｂ１９の５時間率容量はバッテリーメーカーによっては若干の違いは有りますが２８Ａｈ程度です。
５時間率容量の元となる数値で、２８÷５＝５．６Ａｈ、５．６Ａｈを５時間放電できるということ）
http://www.hi-grove.com/capacity.html品番 ５時間率容量（機種、製造メーカーにより若干の違いが有ります）
40B19R(L) 28Ah
42B19R(L) 28Ah～30Ah
44B19R(L) 28Ａｈ～30Ah
B19Ｒ（Ｌ）は皆、同じケース（箱）です。箱が同じでしたら５時間率容量はほぼ一緒です。
但し高性能を謳うパナソニック・カオス５５Ｂ１９の５時間率容量は３６Ａｈです。
同一メーカーで計測方法の違いで表示が異なる事は有り得ません。
http://www.baj.or.jp/car_battery/car03.html最初の４０の二桁の数字はは容量（Ａｈ）と始動性能（ＣＣＡ）の関係から決められた総合性能を示し性能ランクを表しています。
ＣＣＡはコールドクランキングアンペアーの略で、鉛バッテリーが持つ固有の「性能基準値」です。
（エンジン始動性能を表す尺度で、－１８℃±１℃の温度で放電し、
３０秒目電圧が７．２Ｖ以上となるように定められた放電電流）
CCA値が大きいほど始動性能が高い（エンジンがかかりやすい）ことを示します。
性能ランク
※ケースの大きさは同一ですがＣＣＡは大きく異なります。
３４Ｂ１９Ｌ(R) : CCA240A
３８Ｂ１９Ｌ(R) : CCA 265A
４０Ｂ１９Ｌ(R) : CCA 332A
４２Ｂ１９Ｌ(R) : CCA 340A
４４Ｂ１９Ｌ(R) : CCA 360A
５５Ｂ１９Ｌ(R) : CCA 365A(パナソニック・カオスバッテリー）
パナソニック・カオスバッテリ－５５Ｂ１９は５時間率容量（３６Ａｈ）に高性能の証が有りますがＣＣＡの違いは４４Ｂ１９と殆ど有りません。同一ケース（箱で）５時間率容量が４０Ｂ比約１３０％ＵＰはやはり高性能と言わざるには得ません。
同一メーカーが違う計測方法の数値を並べて発表する事は無いのが普通です。
CCAだけ切り取ると確かに４2Ｂ～４４Ｂと違いが無いものの５時間率容量の明らかな違いが存在します。
★Bについて
短側面の長さと高さをローマ字で表しています。
※誤解して覚えている方が大半ですが、端子の太さでは有りません。
★１９について
長側面の長さをｃｍで現しています。
★Ｌ（Ｒ）ついて
端子の向きを表しています。
バッテリーの長側面の端子が付いている側を手前にして＋ーでＲ
バッテリーの長側面の端子が付いている側を手前にしてー＋でＬ
http://www.baj.or.jp/car_battery/car03.html
