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ＡＬ４は基本構造は初期からずっと変わってないけど何度か改良が入ってます。

３０７後期でＡＴ内部パーツの多くが対策品に変わり、ここで故障が格段に減ったといわれてます。そしてその後は３０８前期で冷却不足を補うためにＡＴＦオイル量が見直され増量されてます。さらに２０８搭載のものだとトルクコンバーターがＺＦ製に切り替わって制御に手が入りＡＴへの負担も軽減してるものと思います。※２０８は初期の短期間しかＡＬ４搭載モデルは存在しないですし、数も少なく経年もしてないのでまだ未知数ですけどね。

質問の２０７だと発売時期からしておそらく３０７後期に積まれてるものとほぼ一緒だと思われます。また、307時代に同時期に売られていた206のほうでは307で多発したほどはトラブルが出なかった（といってもそれなりには出てますよ）とのことで、ＡＬ４のトラブルは車重にも起因するものと思われます。重いものを動かすのと軽いものを動かすのではＡＴへの負担も違うのでしょうね。

結局のところ日本の交通事情ではＡＴ内部の熱処理が上手くいかず、それが故障原因になってたということは既にはっきりとしています。想定外以上の高温に長時間晒されることでＡＴ内部の制御コンピュータやセンサーが壊れたりバルブ詰まったりしていたわけですから。


今から207買うのでしたらもう壊れるかどうかは「運」としか。
それなりにトラブルは出てます。ただ、307前期ほどじゃないのも確かです。

個人的にオススメするのは308前期ですけどね。壊れてる人はいることはいるけど滅多に聞かないから。Ｃ３は知り合いが乗ってますけども、新車保証期間内でＡＴ全交換なりました。分解修理で済んだっぽいけども常連客ってことで行き着けディーラーの工場長判断でＡＴ交換対応してもらったとのことです。