DSP-Z11の取扱説明書・マニュアル [全210ページ 5.95MB]
DSP-Z11_J-2.pdf
gizport - 2013-10-02
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193技術/用語解説その他の情報Advanced Speaker Array (アドバンスト・スピーカー・アレイ)最適なサラウンド空間を再現するために、2本のサラウンドスピーカーと2本のサラウンドバックスピーカーへ出力される音を処理する、THX独自の技術です。8つのスピーカー (フロントL、センター、フロントR、サラウンドR、サラウンドバッTHX編クR、サラウンドバックL、サラウンドL、サブウーファー) でホームシアターシステムをセットアップしている場合に、2本のサラウンドバックスピーカーを近接して、部屋の前方に向かって設置することにより、最も広い視聴エリアを得ることができます。2本のサラウンドバックスピーカーを離して設置しなければならない場合は、「THXの設定」メニューで、実際のスピーカー配置に最も近い設定を選ぶ必要があります。これにより、サラウンド空間が最適化されます。Advanced Speaker Arrayは、以下のTHXサラウンドモードで使用されます。・THX Ultra2 Cinema・THX Ultra2 Music・THX Ultra2 GamesBoundary Gain Compensation (バウンダリー・ゲイン・コンペンセーション)THX Ultra2対応のサブウーファーや、低域再生能力がある(周波数特性が20Hz程度まで伸びている)サブウーファーを使用しているときに、壁面の影響で、低音のレベルが大きくなる場合があります。Boundary Gain Compensationは、このように持ち上がってしまう低域のレベルを、聴感上、フラットに補正する技術です。「BGC」は「THXの設定」の「THXサブウーファー」 が「ウルトラ2対応」に設定されている場合のみ設定できます。THXTHXは、世界的に有名な映画制作会社であるルーカスフィルム社が開発した独自規格と技術を集約したものです。「映画館でも家庭でも、映画監督の思い描いたサウンドトラックをできる限り忠実に再現したい」という、ジョージ・ルーカス監督の情熱により開発されました。THX Cinema processing映画のサウンドトラックは、ダビングステージと呼ばれるミキシング専用の大型映画館で制作されます。これらのサウンドトラックは、同じ装置を備える映画館での上映のために制作されていますが、DVDなどに収録する際も、一切変更を加えず、そのまま収録されています。THX Cinemaは、映画館向けのサウンドトラックを、映画館と家庭との空間的な違いによる音色の差を補正することで、一般家庭でも映画館と同等の臨場感で再生します。*Adaptive Decorrelation (アダプティブ・デコリレーション)映画館では、多数のサラウンドスピーカーが作り出す、包み込むようなサラウンドサウンドが体験できます。しかし、ホームシアターでは通常2本のスピーカーしか使われないため、空間的な広がりや、サラウンド感に欠けてしまったり、また近接したスピーカーにサラウンドサウンドを取り込まれてしまいます。アダプティブ・デコリレーションは、サラウンドチャンネル間の時間と位相を微妙に変化させることにより、2本のスピーカーだけを使って、映画館と同様の広がりがあるサウンドを再現します。* Timbre Matching (ティンバー・マッチング)人間の耳は、音の来る方向によって音の感じ方が変わります。映画館トと組み合わせて音のスケールや奥行き、音量感を補い、ご家庭でも映画館のような視聴体験を実現します。バーチャルシネマDSPサラウンドL/Rスピーカーを設置していなくとも、仮想的にサラウンドL/Rスピーカーの音場を再現することで、音場プログラムを楽しめます。センタースピーカーを設置できない場合でも、フロントL/Rスピーカーだけで、バーチャルシネマDSPをお楽しみいただけます。15_Z11_186-207_0501.p65 5/1/08, 14:25 Page 193 Adobe PageMaker 6.5J/PPC
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