NIKON SP 復刻モデルの取扱説明書・マニュアル [全44ページ 2.34MB]
SP_(10)02.pdf
gizport - 2013-09-16
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カメラの裏ぶたを取りはずすには,カメラの底部にある開閉用キイを回して指標をopenに合わせ(第20図),裏ぶたに親指をあてて押し出すようにして静かに取りはずします(第21図)。フィルムパトローネをスプールと反対側に納めます。次にパトローネからフィルムを10cm程出し,フィルムの末端をスプールの隙孔に差し込んで,隙孔のふちの突起にフィルムの穴をかみ合わせてから(第22図),スプールの下をくぐらせて巻きます。フィルムの穴をスプロケットにかみ合わせてからフィルムを押えながら(第23図)スプールにたるみなく巻けましたら,カメラの裏ぶたをかぶせます。そして開閉用キイの指標をcloseに回すと,フィルムはカメラに装填されたことになります。しかしここでシャッターボタンの周縁の巻もど※1し切換えリングをA (第24図)に回すことを忘れてはなりません。そしてシャッター巻上げレバーを2または3回巻き上げてシャッターを切り,24装填中に感光した部分のフィルムを送っておきます。なおこのカラ撮りの巻上げの際,巻もどしクランクが矢印と反対方向に回ればフィルムが正しく送られていることがわかります。もし装填後レバーを操作する前に切換えリングをAに合わせることを忘れ,Rに合わせたままでレバーを巻上げると,その度にフィルムは前進しますが,シャッターはかかりませんので,フィルムは無駄となり,次に述べる自動コマ数表示盤の指示が狂います。※1:A=Advance:フィルム巻き上げ時にセットします。シャッターチャージも行われます。R=Rewind:フィルム巻き戻し時にセットします。巻き上げレバーの操作でフィルムの巻き上げは行われますが,シャッターチャージは行われません。※ : S型用ニコンマガジンの使用は保証致しておりません。― 23 ―
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