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時代の流れ、価値観の変化もあると思います。私が若い頃の80年代とは、世代の考え方や価値観は、今とまったく違います。あの頃は皆、とりあえず免許を取って、自分の車を買う事が大きな目標の一つでした。今では当たり前ですが、その当時はﾂｲﾝｶﾑｴﾝｼﾞﾝでさえ数車しか無く、ましてや4ﾊﾞﾌﾞﾙなんてありませんでした、ﾀｰﾎﾞも当然ですが。そしてｽｰﾊﾟｰｶｰﾌﾞｰﾑとともに、ｽﾎﾟｰﾃーｶｰﾌﾞｰﾑになり、一気にｴﾝｼﾞﾝ開発も進み、新車ﾗｯｼｭとなりました。当然、若者は一般的にはお金に余裕はないですから、ﾒｰｶｰも価格を抑えた小型（2000cc以下）の車を多く出しました。ﾎﾝﾀﾞはF1に二回目の挑戦を始めた事もあり、今みたいなﾐﾆﾊﾞﾝﾒｰｶｰと違い、当時としては魅力的な車を多くだしていました。今の車と比べたら、未熟な車ですが、その頃の若者は車を所有する喜びが大きく、今はﾚﾋﾞﾝだけど次はｽｰﾌﾟﾗ、今はCRXだけどﾌﾟﾚﾘｭｰﾄﾞを買うぞ～みたいな気持ちでいました。外車なんて少なく価格も高く、比較のしようがなかったです。また今程ﾊﾟﾜｰも無かったので、自分で車をｺﾝﾄﾛｰﾙする楽しさは味わえたと思います。とにかく自分の買える範囲の車の中で、楽しい車を選んで買う。それが一番でした。ただそんな小型のｽﾎﾟｰﾃｨーな車が売れなくなり（若者の価値観の変化、趣味の多様化等）ﾒｰｶｰも造らなくなったのも事実です。