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＞手軽に誰でも買えるスポーツカー

手軽に誰でもというのは考え方ですが、オーナーの懐事情が大きく関わるので色んなご意見があると思います。

確かにエボやインプは破格でしょうね。
これらはある意味国産メーカーにあるまじき「宣伝用」予算でバーゲンプライスではないかと。

ただ、国産車は欧州のハイエンドな車と勝負しても土俵が違うし当然コストも違います。
ニュルやアウトバーンであっさり記録抜かれたらユーザーにソッポ向かれると困るので、意地糞でもある意味反則な特殊仕様車を市販したり、販売のためにオーナーの満足度を損なわない努力を惜しまないので。

国産車の場合はそれ一本で会社を維持していくことは出来ませんので、ある程度妥協した物ですが、それでも同じ価格帯で同じ土俵に乗ればやっつけるのは簡単ではないにしてもそう難しくは無いかもしれません。

しかしそれでは会社は維持できません。

国産市販車に限って言えば欧州車との価格差分きちんとモディファイすればいい勝負出来そうですけど、毛の生えたいじり方ではムチャなことですから比較自体がナンセンスと言えなくも無いですが、「出来ない」ではなくて商業的な部分で「やれない」というのが本質のような気がします。

もちろん、それなりに車種を用意しないと販売で苦戦しますからとりあえず商品として用意はしますが、あくまでも売ることが優先されます。

ポルシェもフェラーリもメルセデスですら国際級耐久レースで結果を出すのに物凄く苦労して現在のブランドに引き上げました。
これによって「売る」事が出来るんですよ。

しかし、競技の舞台では今でも英国の限られた専門の運営チームが請け負って開発しています。
ＤＴＭですら少し前まではコスワースユニットに依存していましたし。


＞日本車が世界に誇る強み

高品質な管理で安くて実用に耐える使い勝手の良い大衆小型車こそが自慢できる部分だと思います。

今となっては同じ価格帯の国産大衆小型車を脅かす存在は欧州車ではなく、韓国や中国、インドでは…と思いますよ。

その中で環境性能にも対応しつつ商品展開としての「スポーツカー風」車種。
これを廉価で商品化出来るのも

“日本車が世界に誇る強み”


…ではないかと思いますが、如何でしょう？