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草レースのヘボメカニックです。
ごく短時間なら ブースト１.２くらいまでは可能ですけど、それは ともすればオーバーヒート→エンジンオシャカになります。水温計が反応した時には 既に手遅れです。
恒常的に使用するなら、１.０までですけど、安全のための余裕を考えると、現状が限界だと思いますね。

※空燃比による燃焼温度や 圧縮した気化燃料の自然発火に関係する事ですので、そのような対策をしても、全くの見当違いになります。
更なるブーストアップには 圧縮比の低圧化と、燃料ポンプ・インジェクターの大容量化、そして 空燃比制御プログラムの書き換えが必要になります。
インタークーラーの大容量化、吸排気の効率化は それを有効に働かせるための見直し作業です。

※ブーストアップによるオーバーヒートのメカニズムは 吸入したエアに対して 燃料が足りなくなり、燃焼温度が非常に高くなります。
その結果、ガスケットが焼損し、冷却水路に燃焼ガスが侵入します。
その結果、冷却機能が失われ、シリンダーブロックやカムヘッドが熱変形して 使用不能になります。
つまり 冷却機能を強化しても ガスケットを守る事にはならず、エンジン全体が壊れる訳です。