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　LPGは環境にもお財布にも優しい燃料のひとつです。スタンドでは、どなたでもお使いできます。

●高速道路のスタンドは１箇所のみ
　高速道路でのLPGスタンドですが、全国に１箇所しかありません。東名高速道路足柄サービスエリア（下り線）です。
　もちろん各インターチェンジの近くには、LPGスタンドがありまして、詳細は、下記の書籍をご覧下さい。

●書籍が出ています。
　全国エルピーガススタンド協会
　『全国ＬＰガススタンド名鑑』　3150円（税込み）；送料340円

　ご注文は、下記のURLのメニューからできます。

http://www.sutakyo.or.jp/material.html

●書籍がない場合
　また、上記書籍を使わなくても、下記の方法で調べることができます。
　・タクシー運転手に聞く
　・地域名と「LPGスタンド」でインターネット検索する

●看板にはいろいろな表示があります
　LPG
　LPガス
　プロパンガス
　オートガス　

●成分は南北で異なります
　キャンピング用品のガスと同じように、地域の温度に応じて成分が異なります。東北・北海道では、LPGが主体、九州などでは、ブタンガスが主体です。これは気化温度と保存時の平衡圧力のためです。

　ご参考になれば幸いです。

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　さて、ここから蛇足です。じつは日本のLPG車は、技術的に遅れています。つまり効率・出力が低いということです。日本で市販されている高性能LPG車は、なんと韓国ヒュンダイのグレンジャーLPI車です。これは燃料噴射装置をもち、日本のLPG車よりはるかに優れた性能をもっています。

●日本のLPG車　2Lエンジンで　80PS程度
●ヒュンダイ グレンジャーLPI車　2.7Lエンジンで　165PS

　同一排気量で考えると、ヒュンダイの方が、1.5倍以上高性能です。

　これは、日本のLPG車が、キャブレターに似た燃料混合方法を使っているのに対し、グレンジャーはLPIは、燃料噴射方式であるため、燃焼効率が高いのです。なお燃料噴射方式のLPGガス車としては、韓国の起亜、ヒュンダイ（現代）、オーストラリアのホールデン、フランスのルノーなどが一部の車種で対応しています。

　このため日本でも、燃料噴射方式のLPG車を国の音頭取りで開発しています。

　ただこのグレンジャーは体格が日産シーマより大きいので、ご要望の「コンパクトセダン」には該当しません。またミッションが５速ATなので、これまたご要望の「MT」ではありません。

　まったくの蛇足で申し訳ありません。