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下駄車のような使い方しなけりゃそんなに凄まじい故障するわけじゃないですよ。

ただし、フィアットやアルファロメオに比べると、信頼性はやや低いし、部品はかなり高いです。

部品供給がマセラティ・ジャパンに変わったことで、価格もかなり改善されたみたいですが、コスト感としては、まぁ大雑把にF355あたりのV8フェラーリに近い位の維持費がかかると思って良いかと。
部品も似たようなもの使ってますしね。

だから、『オレはどうしてもコイツじゃないとイヤなんだ！』というヒト以外ははっきり言ってお勧めしないです。

といっても、納車時に一通り整備しとけば、以降は故障に備えいつでも動かせる現金が最低50万あればとりあえずなんとかなるんじゃないでしょうか。

程度の良い個体を手に入れる事が結果維持費を抑えて乗る事が出来るのはどの車も同じです。
しかし、フェラーリより流通量が少ないためノウハウを持つショップも少なく、店選ばないと維持に苦労すると思います。
消耗品の交換サイクルとかね。

そんなわけで、皆さん書いてるように車選びよりメンテする店選びのほうが先かと。

クルマはそこで探してもらえばよいかと。巷はおそらくハズレくじだらけでしょうから選ぶのもなかなか大変ですし。

スターター系やコンプレッサーはリビルドもありますし、イギリスから部品も個人輸入できますから、自己責任と工夫次第でコストを下げることもできます。

参考までに、おいらは納車時にタイベル、ウオポン、テンショナーのお約束セットと、プラグ、タイヤ、バッテリー、油脂類の消耗品セットをやっつけました。
以降6年間は、油脂類やプラグ、バッテリーを定期交換し、センサー類、コンプレッサー周り、スターターを故障で交換してます。
熱の問題か、センサー類は弱いみたいです。
スロットルボデイはお約束で結構高価ですが、幸いおいらは何ともないです。

外装部品はかなり高いので、とにかくぶつけないことと、保険を手厚くしとくことでしょうが、インターネット見積りは車両保険全ての会社で断られる可能性高いです。料率は常に最高ランクです。

クーペ・フィアット維持してらっしゃるなら、基本イタ車の中古に対するリスクやこの辺りの勘所はご理解頂けるかと。