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良い点：何も無い潔さ。
悪い点：まさしく余計なの物が何も無い事。

この「余計な物」を余計と思うか必要だと思うかでパンダの
価値は変ってくるでしょう。
例えると、パンツ一丁で街中を歩くような感じ。
これを気持ち良いと取るかどうかでしょう。

とにかくシンプルな車なんで、経年劣化を別にすれば
そんなに手を焼く車では無いと思います。
問題はＣＶＴですね。
可能なら後期型のＦＦのＭＴをお勧めします。
ＣＶＴは壊れると金かかりますし、やはりこいつの魅力はＭＴ駆使して
エンジンをぶん回す所にあります。

並行物は最終型のホビーと呼ばれるものですね。
正規輸入が終了してから輸入されたモデルです。
これはエンジン型式が正規物と異なるのでひょっとすると維持で面倒があるかも知れません。
出来れば正規輸入のＦＦの最終モデルが良いかと思います。

後は古い車なんで乗り手がそれを理解してやる必要があります。
あくまでお年寄りですから。

最大の問題は錆かな？
キャンバストップ装備車は屋根周りが結構来ます。
維持を考えるならノーマルトップが良いですが…
やはりパンダは屋根が開いてなんぼだと思います。
ただ、多少の雨漏りは覚悟して下さい。

流石にボディーパーツは入手が難しい物が出てきていると聞きますので
ボディの程度最優先で選んだ方が良いでしょう。
機関はシンプルなんでそんな問題は無いですが
ボディは錆でも出れば修理費要は底なしですから…。

ちなみに自分は最初期型の４５に乗ってましたが面白い車でした。
でも４５はパンダ初心者には正直お勧めできませんです。
同じパンダでも、こいつは何より作りが悪い…。
４５のエンジンは最高なんですけどねぇ。

購入は多少高くても専門店で。
国産中古車屋などに並ぶ個体は安いですが
あれらはそれなりに経験を積んだ人があえて手を出すものです。