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輸入車にお乗りの方は皆さんディーラー信奉者ですね。騙されちゃダメですよ。
先ず「車検」ですが、簡単に説明すると、「今後２年先まで安心安全に道路を走れる車かどうか？」の「検査を実施」して「お国」が「公道を走っても良い車です」と「証明」する事を一般的に「車検」と言ってます。
だから陸運局に直接車を持ち込むと「検査」だけやって「車検証」を新しい物に更新して貰えますよね。そこには「整備」的な要素は一つも入っていないのです。
もうお解かりですよね。「継続検査（車検）」とは「目視による検査」「検査機器を使った検査」等が主な作業で、「分解整備」等は無く全くの別物なのです。だから「車検」は日本中どこで実施しても、誰がやっても（勿論検査官・又は検査員資格を持った人のみが出来ますが）内容は全て一緒で結果も全て一緒なのです。
ご心配の点は、今回の車検であなたの大切な車を専門知識の無い人に触らせても大丈夫か？それと費用面だと思いますが、「継続検査」にその車固有の専門知識は必要有りません！法律的な専門知識が必要なだけです。「検査」には「スパナ」も「ドライバー」も「レンチ」も工具類は何も使わない（法律的には検査時には整備してはならないのです）のですからディーラーでも、車検屋さんでもどこでやっても一緒ですよ。費用も殆ど変わらないと思います。念の為に２～３箇所見積もりを取られたら判ると思いますよ。

整理します。
「車検」はディーラーも含め、どこでやっても安心です。「整備」はディーラーの方が費用は掛かりますが安心でしょう。要は使い分けが大事だとゆう事です。
もっと説明すると「整備」も２種類に分かれます。「日常的な点検・整備」と「法定定期点検・整備」です。前者はオイル交換から始まってトラブル予防整備的な要素の強い物です。後者は法律で義務付けられているものです。「２４ヶ月法定点検整備」が代表的です。
ボクスターのメンテナンスははっきり言って難しく有りません。国産車のそれと一緒です。時期がくればオイル・フルード類交換する物は交換しますし、ボクスター専用なんて物はこの世に有りません（推奨物は有りますよ）。だからオート○ックスとかイエロー○ットで日常的な事をやられても全然問題ないと思いますよ。問題は後者の方ですが、法律で定められている事で「分解整備」が有ります。バラして見ないと判らない箇所、特にブレーキ関係なんかが引っ掛かって来るのですが、大掛かりな点検・整備で、これに付いては専門知識と経験は必要ですね。なのでディーラー若しくは評判の良い整備工場がおすすめです。
問題は費用面ですが、２４ヶ月法定点検は「５６項目」しか有りません。数万パーツから出来上がっている車に対してたったこれだけの点検項目しか無いのです。だからこう言いましょう「車検を通す上で最低限必要な費用と予防整備的な費用を分けて提示してくれ」と…。そうすればいくらディーラーでも無茶な請求は出来ませんよ。ここで気が付くと思います。ディーラーがいかに予防整備的な部分（今回の車検に直接関係の無い部分）で費用をかさ上げしようとしていたかを…
一点フォローを…。これをボッタクリと見る人も居ますが、本当の親切心からお奨めの意味でこの様な手段を使う人も居る事は確かです。よくコミュニケーションを図ればどちらか判る筈なので、そこの所誤解の無い様。

あとはあなたの決断次第！二者択一で行きましょう！