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プリンタの修理屋です。

そもそも、現在のインクジェットプリンタは、"カラー専用印刷機”です。
PIXUS 860iの頃は完全にカラー専用となっていました。

したがって、電源を入れるだけで、いつデーターが来ても良いように、ヘッド内部で乾燥したであろうインクを吐き出し、新しいインクを充填して待機するわけです。
この機種の場合、カラーインクを装着しなくても印刷は可能です。BCI-3eBkという太いインクだけ入っていれば、モノクロ印刷は可能ですが、それはプリンタに致命的なダメージを与える恐れがあります。

それよりも、年に20枚程度の印刷なら、プリンタなど所有しないほうが確実に安いはずです。
今ではいろんなプリントサービスがありますので、そちらを使ったほうが良いですね。

インクジェットプリンタを使う限り、今回の現象は付いてまわりますし、新しい機種になればなるほど厳しくなります。（最近の機種は、インクを装着しないとエラーが出ます）


なお、他の方が言われているレーザープリンタは良い選択でしょう。
価格はPIXUS 860iの当時に比べれば、かなり安くなっています。

個人的には（少し高くなりますけど）Satera MF4010がお勧めです。
http://cweb.canon.jp/satera/mfp/lineup/a4-mono/mf4010/index.html

コピー、スキャンも出来て、実売２万円程度です。

さらに、本体に付属してくるトナーは交換用のものと同じもので、標準原稿で2,000ページ分あります。
今の使用頻度なら100年はトナーを買わなくて良いと言う事になりますね。

100年はオーバーにしても、5年や10年は消耗品を買わなくて良いでしょう。
また、インクジェットのように、長く使わなくても機嫌を損ねる可能性は非常に低いです。
今までに買ったインクの代金を考えれば、結論は出ると思うのですけど、たまにあるかも知れないカラー印刷が曲者ですね。