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プリンタの修理屋です。

色がおかしいと思ったら、まずノズルチェックパターンをとることです。
そこから色々な状況が掴めます。

まず、黒の格子模様が出て、その下にシアンの濃淡二本のバー、マゼンタの二本のバー、イエローのバーが一本、黒のバーが一本出ます。
この中で一番上の格子模様（ＰＧＢＫ）は普通紙用の黒インク（BCI-PGBK）のノズルの状態ですが、写真印刷では使わないはずです。
問題はその下のバーで（６本）、そこがかすれたり出ていなければ、画質は落ちます。

また、一度インクタンクを確認してみる必要もあるでしょう。

停止して長く放置すると、たまたま接触していた埃などを伝わってインクが流れ出すことがあります。
それがノズルから伝わって別のインクタンクに入り込むことがあります。
ヘッド内部でインクを通すパイプ（経路）があるのですけど、その接合部分のシール材に亀裂が入ることもあります。
そのようにしてインクタンクの中でインクが混じることも稀にあります。
イエローのインクタンクが一番分かりやすいのですけど、普通は濃い黄色なのですけど、黄土色とかにごって透けなくなっていることもあります。



で、対策ですけど、ヘッドとインクを全色交換する必要はあると思います。


追記：ＲＡＷデーターでしたか・・・・

ＲＡＷデーターはイメージセンサから出力された生のデーターです。通常はカメラ内部に組み込まれた「DIGIC」などの画像プロセッサで補正してJPEGなどで出力されるものと聞いています。
カメラの内部に現像のラボがあって、それで処理したものがJPEGなどのデーターですけど、RAWデーターは未現像のデーターという見方も出来ます。

ただ、ＲＡＷは標準化されていないので、メーカーによって異なるそうで、それに対応できる画像処理ソフトが無ければ加工も出来ないように聞いています。昔はカメラメーカーが供給するソフトを使うしかなかったそうですけど、最近では「Photoshop」等は対応しているそうです。

カメラの画像処理プロセッサを通さない生のデーターですので、ソフトを使って自由に加工できるのが最大のメリットですし、撮影時の設定を気にせずに被写体に集中できるというのもメリットだそうです。


ですから、今回はあまり良い条件での撮影ではなかったのかも知れませんね。（暗いところとか）