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撮影目的と、予算と、機材に対する知識のバランスが悪いです。

基本的にその予算では夜の星の撮影は諦めたほうが良いといえる状態になります。というのも、高感度＋バルブで撮影する場合は赤道儀が必要になりますし、三脚もきちんとしたものが必要になります。レンズもそれなりのものを用意する必要がありますから決して安くはない出費になるんですね。

また、SDXC対応でClass10の書き込みスピードに対応しているカメラってエントリー機ではほぼないです。その意味では最新型を新品で購入したほうが良いと言えるので、この項目もその予算では無理と言えますね。

練習用にしても、必要な機材が揃っていないのでほぼ無理と言えますし、画素数も予算的には1200万画素程度の方が良いといえます。よって、挙げられているポイントを満たしているカメラは基本的には無いと考えます。程度の悪いものならあるでしょうが、そもそも中古で程度の悪いものは後々の出費が高くつくのでお勧めしません。


補足について

三脚については耐荷重というものが一つのポイントになります。安価に販売されているものだと耐荷重2kg前後のものが多いのですが、一眼レフで使用する場合、可能であれば耐荷重5kg程度のものを使用したいところです。それはレンズによって重量が変わることや、精度の高い雲台＝重いとなるので、三脚そのものの耐久性が必要になるからですね。

Kiss X50は星の撮影は可能ですが、レンズによって移り方が左右されます。天の川を写すといった撮影をしたい場合は赤道儀が必要になることには変わりません。（うっすらレベルなら撮れますが）

このKiss X50の場合、センサーにダストリダクション機能を搭載していないため、カメラのメンテナンスに慣れていないと風景撮影では使いづらいカメラとなります。風景だと、センサー上に載ったゴミが目立つので、可能な限りゴミをセンサー上からどかせる機能を持ったカメラの方が使いやすいといえますね。

なお、Kiss X50は画素数が1220万画素、SDXCには対応しているものの、Class10の速度に対応しているわけではないので、重視しているポイントには達していません。