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最も大切な事は、カメラよりもレンズよりも「ライティング」や「シチュエーション」です。
ヘアを最大限目的の表現に対して効果的に見せる「ライティング」や「シチュエーション」としてのセット組が出来れば、後カメラは何でも良いと言っても過言では有りません。
野外で撮る時でも、効果的な光を見いだしたり、レフ板やフラッシュ等を使って目的の表現を達成出来るライティングと背景「シチュエーション」を選ぶ事が出来れば、コンデジでも撮影は可能です。
カメラやレンズで変わるのは、画質的なクオリティだけで、写真のイメージはその他の要素に掛かってくる問題です。
もちろんカメラから入っては行けない話ではないし、画質の良いカメラを持つ事でシビアなライティングも勉強しやすくなりますので、同じ買うのならなるべく良い物を選ぶのが良いでしょう。
結果として、本気で自分の作品をきちんと自分で撮影するのなら、カメラの操作は全てマニュアルでやる事に成りますし、本格的なライティングを組めばなおさらカメラの自動制御では撮影が出来ません。
美容師と言う本業の中でそのクオリティも上げながら写真撮影の勉強を本気でやらないと、多分営業レベルで使える写真は作れないと思います。

カメラに関しては、将来的な事も含めて
APS-C機種なら各社中級機以上の物で、絞りとシャッター速度を別のダイヤルで動かせる機種が良いでしょう。
フルサイズ機ならキャノン6DでもニコンD600でも良いと思います。
基本的にはレンズはセット物でも十分です。
A1程度まで引き伸ばしてお店に貼る事も考えるのなら、フルサイズ機の方が画質的には楽だと思いますが、撮影的には難易度が高いです。
初心者にバランスが良いのはAPS-C機種で各社中級機以上のカメラだと思います。
メーカーでの差はまず考えなくても良いです。

あとライティングソースに付いても真剣に考えられた方が良いでしょう。
出来ればコメット等の400ワット程度のモノブロックストロボが3灯程有るのが理想的ですが、それを効果的に使うにはかなり勉強が必要です。
http://www.comet-net.co.jp/catalog/index_pro_pow_m.html
本気で考えるのなら、プロに撮影してもらいながらそれを見て自分でやってみる、と言う事の繰り返しが必要だと思います。