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ビデオデッキからのダビングなら、市販品ではパナソニックにかなうものはありません。たいていのレコーダーには外部入力に対してTBC、タイムベースコレクター (Time-Based Corrector) というビデオテープを再生する際、ヘッドの回転ムラ等が原因で生じる映像信号の揺らぎを補正する装置や機能がついています。特にパナソニックはこれが強力なことで知られており、「VHSからのダビングに強い」という定評の元になっています。HDDにダビングしてDVDに高速ダビングが基本的に正しいやり方です。ただ、貴重な映像なら、録画モードはLPモードは避けたほうが良いでしょう。DMR-EH70V はかなり古い機種なので、LPモードの画質はこれより後の機器に比べて劣ります。芝機やパイ機はマニュアルレートがあり、パナ機にはありませんが、FRモードの活用で同等の効果が得られます。FRでも三時間をこえるとLPモードと変わらない程度になってしまうので、160分程度で押さえたほうが良いかと思います。もちろん新しいレコーダーと、VHS全盛時代の国産高級デッキをつかって、コードまでこだわってダビングすればもっといい結果も出るのでしょうが、所詮VHSの画質です。ビデオデッキにこだわるより、録画モードをXPにしてディスク三枚に分割したほうが画質という点ではいい結果が出ます。せめてSPモード二枚分割にしたほうが、後々後悔しないと思いますよ。私も撮りためた映画のビデオを500本くらいダビングしましたが、120分を超えるものは流し見用にFR、保存用にXPかSPで分割と二回ダビングしています。