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ナビでテレビを見るためには車が停車していること認識しなければなりません。
この停車を認識するのにパーキングブレーキを引いているかどうかと車速パルスの入力があるかどうかで判断します。
パーキングブレーキのほうは本来の接続はプラス側に接続しブレーキを引いた時にアースに落ちてそれで停車を認識します。
つまりこの配線を直接ボディにアースすれば絶えず停車状態と認識し解除が可能です。
問題は車速パルスのほうです。
これも配線を切って入力させなければ停車中と認識しテレビは観れます。
ただし車速パルスというのはナビの動作に不可欠なため簡単に切ることができません。
そのためにそこを騙すためのキットが必要になるわけです。（知識があればアキバでパーツを買って来て安価に作る事も可能です）
市販のナビは停車をパーキングブレーキだけで判断するのでそのパーキングブレーキに接続する配線をボディアースすれば解除できます。
純正ナビ（ラインオプション）は車速パルスも見るためキットが必要になるわけです。
純正オプションでもメーカーオプション（ラインオプション）は車に納まりがいいのですがこれがネックになり注文をしたことがありません。
ちなみにディーラーオプションとは市販ナビをディーラーが扱っているようなものなので大抵は市販ナビと同じ仕様です。
今のナビがキットがなければ解除できないのではなく昔から純正ナビ（ラインオプション）はこの仕様です。
市販ナビは昔からパーキングブレーキだけを見ています。
当時の営業さんがされた施工というのはこのパーキングブレーキの配線をボディアースさせることです。
これだけならキットは要りません。
ただこの行為はディーラーでは禁止していることが多くあまり好意として捉えるのは止めたほうがいいです。
なぜなら走行中のテレビの視聴をディーラーが認めたということにもなりかねないのでもしそれで事故を起こしたとなればディーラーの責任も問われかねないのでディーラーではそういう好意を禁止していることが多く営業さんが知識があればディーラーに内緒で行っている場合もありますからそれを昔 してもらったということはディーラーの他の方には言わないほうがいいです。