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ロータリーエンジンが大好きで、ＦＣを中古で１台、ＦＤを新車で２台所有しました。そして現在も２台目に購入した４型を所有しています。

質問者様が購入する実車を見れないので何とも言えない部分が多いのですが、参考になりそうな回答をしますね。


まずリビルトエンジンに交換との事ですが、丁寧に乗っていても交換せざるを得ないこともありますよ。その代表が水食い(シール材が壊れて冷却水がエンジンに流れ込むこと)です。

５型以降に採用されたハウジングは品質の関係で４型以前よりも水食いしやすいんです。オーバーヒートに弱いので。ターボタイマーを付けてるとそれを助長しますね。

水食いが原因で載せ替えも考えられるので、一概に乱暴に使ったとは言えないです。乱暴に使ったかどうかはシャーシーの状態を確認すればわかりますから。

質問者様は板金の有無を見分ける目はありますか？これが見分けることができれば、シャーシーの状態も判断できますよ。


またエンジンの状態ですが、圧縮圧力値はエンジン性能とは比例しないのでこれは頭に入れておいてください。

要は９キロあればあたり、８キロしかなければ外れとか関係ないんです。圧縮値は単純にエンジンのクリアランスとオイルの粘度の差でしかありません。エンジン性能はむしろローターやエキセンのバランスがどこまであっているかに左右されます。

簡単に言えば、圧縮が９キロでしたらエンジンのクリアランス狭いか、オイルが固いかのどちらかです。メーカーの基準値は８，５ですから、これに近い数値でしたら問題ないです。

もしエンジン性能を確認したいのでしたら、シャシダイに載せてパワーチェックした方が簡単にわかります。エンジンの当たり外れを確認するのでしたらこの方が確実ですね。


ですから簡単に言うと圧縮８、５キロでもカタログ値を超えるパワーのあるエンジンもあれば、圧縮が９キロでもそれを下回るエンジンもあります。これは頭に入れておいてください。


ただし、８キロを切るとエンジンのかかりが悪くなるなど不具合が発生しやすいので、８，５に近い数値の車を購入する方が無難です。


質問者様の購入を検討している車ですが、前オーナー(２人目)はほとんどスポーツ走行はせずに、街乗りでディーラーメンテではないですか？純正オイルでしたら圧縮は高めに出ますから。エンジンの程度は問題なさそうですね。


クラッチ６万キロ交換との事ですが、正直これは早すぎです。普通は１０万キロは持ちます。おそらく１人目のオーナーは半クラを多用する方だったのかもしれません。でも交換してあるのなら問題はないですね。


質問者様が購入しようとしている車の値段もわからないですし、おススメかどうかは一概には言えないのですが、もしディーラー車なのでしたらマツダの保証がつくのでそういう意味では問題はないかと思いますよ。

ただし、もう１５年落ちですので、足回りのブッシュ交換(最低３０万以上)やサスペンションのリフレッシュはいずれ必要になるので頭に入れておいた方がいいかと思います。


参考になれば幸いです。