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古い常識です。確かに昭和の時代の軽自動車は、２サイクルエンジンで高回転でしたから、10万キロも走ればエンジンがダメになってしまい、オーバーホールが必要でした。そして短命でした。今は違います。数年前に逮捕されていましたが、軽自動車で20万キロ越えした車体の距離計を3万キロ位に巻き戻して販売した中古車屋が現実にあったように、実際それぐらいの距離はしごく普通に走れます。

で、どこが壊れるってそんな重症なところは、ちゃんと取説に明記されている「○○は○万キロまたは○年で交換」ってのを守っていればそうそう重大なトラブルは出てきません。それから細かいことですが、取説を隅から隅まで読んでおいてください。例えば私のクルマには「コンプレッサーや配管の繋ぎ目を守るために、冬場でもエアコンを月に2～3度動作させてください」と書いています。燃費が悪くなるからって、秋～春までエアコンを完全オフはエアコンの寿命を縮めてしまいます。

で、20年20万キロは難しい話ではありません。私のスバル・ヴィヴィオは今年で20年目を迎え16万キロ走ってますが、それほど高額部品の交換は出ていません。一番高かったのはクラッチの交換で、整備工場で8万円コースなのを自分で交換して2万円で済ませました。

それよりも20年持たすとなると修理で部品交換のその部品が供給されない可能性があります。三菱はかなり長く部品を供給してくれるのですが、ホンダは結構ヤバイと噂されています。

毎日30キロなんか少ない方です。先ほどのヴィヴィオは、走る時には片道1000kmを1.5日掛けて普通に走り抜きます。


取説を読んで極普通にメンテナンスしてください。オイル交換とかを短期間に交換したからって、クルマの寿命は1㍉も1秒も延びません。