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プリンタの修理屋です。

まず、経費の節減を考えるのでしたら、印刷物の数を減らすことが一番です。
これがもっとも効果的です。

印刷物が減ってきたら、プリンタを廃止していく。
こんな手順でしょう。


カラーレーザープリンタでトナーを抜いてどのくらいの節減になるのでしょうね？いささか疑問です。
構造的にそういう事が出来ないプリンタのほうが多いはずですし、そういう事をすればエラー表示が出ると思います。

個人的には、そんなことをするのなら、どうしてカラーレーザープリンタなど買ったのか？
そちらのほうが問題だと思います。
カラーレーザープリンタは、どういう状態で使っていたとしても、定期交換の消耗部品のカウントが進み、時期が来ると交換しなければ動かなくなることがあります。
モノクロレーザーでは、そういう事が無い機種も多いです。

コストで考えると、モノクロレーザーを使うことと、カラーレーザーでモノクロ印刷することには大きな開きがあります。
当然、メーカーが勧めていない使い方でしょうから、故障のリスクはあがります。


PIXUS 860i の場合、インクタンクのＩＣチップが付いていない時代のプリンタですので、インクが無くても機械的にエラーは出ません。
また、インク残量センサも、タンクを外すと「インクあり」の反応をしたはずですので、使うことは出来るでしょう。
ただし、あっという間にヘッドが駄目になってしまう可能性は高いです。

メーカーの修理サポートも終了している機種ですから、故障があれば、廃棄するしかありません。

また、現在の機種は、インクタンクをすべてつけないと動作しません。
黒印刷だけでよいのでしたら、モノクロレーザーを買うべきです。