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プリンタの修理屋です。

「しばらく使用していなく」・・・この期間の問題ですね。

この機種の前のタイプのインク（BCI-3eシリーズ）では一ヶ月と言われていました。
メーカーの案内としては現在でも一ヶ月程度ですが、この機種のインクは２～３ヶ月程度は大丈夫なはずです。
（ただし、保管状況が悪ければその限りではありません）

改善の状況はノズルチェックパターンで見てください。（取説のパソコン操作編の後のほうに出ています）

なお、メーカーはお湯につける事は想定していません。何が起こっても自己責任ですから、それを前提として・・・・・
実は、2000年頃までの緑色のヘッドはぬるま湯に一晩くらいつけておくと５０％くらいの確率で復活しました。
ところが2000年以降の機種のヘッドは、ヘッドの密度が上がった（ノズルが細くなった）ために、１０％も回復しませんでした。
時間をかけて水につけ、乾燥にも時間をかけて、テストのたびに大量にインクを使って・・・・・仕事としてはとても合いませんので、それ以来やめてしまいました。

それよりも、クリーニングを済ませてから一晩そのままで放置し翌日に再度点検。
症状が多少なりともよくなっているようなら、もう一日、さらにもう一日・・・・


最近のインクは印刷後は耐水性が出るものが多いです。おそらく、酸素と反応しているのだろうと思いますけど・・・・
ですから、見ずにつけても溶けてくることは考えにくくなりました。
でも、うかつに溶剤を使うと大変なことになります。
http://cweb.canon.jp/e-support/information/printhead.html

そこで純正インクを溶剤代わりにして、固まったインクを溶かすわけです。