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オイル表示全然難しいことないですよ！

カンタンに説明しましょう。
0w-40、5w-30、0w-20とかどのオイルにも書いてある表示がありますが、これはオイルの粘度（硬さ）を表示しているものです。

左側の0w、5w、10wというのは冬季の使用可能最低温度を示しており、
0w -35℃
5w -30℃
10w -25℃
っていう具合です。まぁ日本にいる場合は10w程度で問題ないでしょう。

右側にある20、30、40（50、60まである）というのは、オイルの適正温度での硬さ示しており、基本的に
数字が大きくなるほど
硬くなり、保護性能が高まり

数字が低くなるほど
柔らかくなり、燃費や吹け上りが良くなる

といった具合になります。

じゃあどのオイルでも良いか、というとそういうわけではなくて、車の取説かなんかに指定粘度が書いてあるはずです。
基本的にその指定粘度で入れてください。

で、基本的にNGなのは指定粘度より柔らかい粘度のオイルを入れること。
0w-40指定車に0w-20なんか入れるとぶっ壊れます。

で、逆に指定粘度より高い場合をいれるのは問題は少ないです。オイル漏れが発生しやすい時や、サーキットを走るときなどは、一段階硬めのオイル（0w-40→0w-50）をいれるときもあります。が、吹けあがりがほんの少し悪くなります。二段階硬いオイルは思わぬトラブルにつながるので避けてください。

yoshihitomukaiさんの場合はオイル漏れが発生していないので指定粘度で問題はないでしょう。
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それより重視したいのは、どのような性能のオイルを入れるかということです。

オイルには基本的に3種類のオイルがあります。
鉱物油、部分合成油、化学合成油
の3種類です。

基本的にオイルは値段の高い方が性能が良くなります。
で、鉱物油＜部分合成油＜化学合成油
の順に性能、値段が上がります。

ただし鉱物油＝安物→粗悪品というわけではなく、yoshihitomukaiさんのクラウンが売られていた時代に比べると十分すぎるほどの性能がありますので、鉱物油を使っても駄目だというわけではありません。

部分合成油というのは、「化学合成油＋鉱物油」というように二つをブレンドしたものです

化学合成油が得意なのはプラスαの性能です。例えば
「サーキットを長距離走ってもエンジンを保護する強靭な油膜」
「0w-60というワイドレンジ性能」（これは鉱物油ではできない）
「長期にわたるエンジン清浄性能」
とかいう性能を持たせるオイルは化学合成油にしかできません。
ただ、街乗りメインの人に「サーキットを長距離走ってもエンジンを保護する強靭な油膜」という化学合成油をいれても単なる金の無駄になるわけですし、鉱物油入れているのと変わりはありません。

そこらへんの特性の見極めはオイルが謳っている宣伝文句と大体一緒ですのでオイル缶の裏を見たりＨＰを見たりして研究してみてください。

yoshihitomukaiさんの場合は街乗りメインだとおもいますので、そこに使用目的を絞った化学合成油などがあれば良いかもしれませんね。

どうですか？オイル選びが楽しくなってきたらオートバックスへ遊びに行きましょう！！

P.S 藤沢公男さんというnismoに勤められていた方の本を一度読んでみてください。車の調子を良くする方法がいっぱい書かれています。お勧めですよ！
あと、伺った限り、車の長期使用に関して王道中の王道を実践されていられるようですね。尊敬します！