パジェロイオの取扱説明書・マニュアル [全426ページ 12.75MB]
PAJERO_201210.pdf
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7 - 38運転装置74WD車といっても水に対して万全ではありません。電気系統が浸水すれば走行不能となります。水中走行はできるだけ避けてください。やむをえず水中走行しなければならないときは必ずつぎのことをお守りください。水中走行する前に,あらかじめ川の深さや地形を確認してください。水深70cm以上の場所には入らないでください。海水など塩分を含んだ水には入らないでください。トランスファーシフトレバーを「4LLc」に入れてください。できるだけ浅い場所を選び5km/hぐらいで波が立たないようにゆっくり走行してください。河川に対し,直角または下流方向へ横断し,途中変速は避けて一気に渡ってください。J00706500068路面の突起物(石など)により損傷した箇所がないか点検してください。きれいな水で念入りに洗車してください。特に砂浜や凍結防止剤の散布された道路を走行したときは塩分で車にさびが発生しやすくなります。ラジエーターの目詰まりとなる虫や枯れ草などを取り除いてください。渡河など水中走行したあとは,必ず三菱自動車販売会社でつぎの項目を点検し,必要な処置を行ってください。*ブレーキの効き具合を点検します。必要な場合は分解整備を行ってください。*エンジン,トランスミッション,トランスファー,ディファレンシャルの各オイルまたはグリース量と濁りを点検します。白く濁っている場合は水が混入していますので,オイルまたはグリースを交換してください。*プロペラシャフトのグリースアップを行ってください。*室内への水の浸入がないかを点検します。水が浸入している場合はカーペットなどを乾燥させてください。*ヘッドライト内への水の浸入がないかを点検します。水が浸入している場合は水抜きを行ってください。渡河など水中走行するときは注意水中走行は緊急を要する場合に一時的に行ない,長時間の水中走行は避けてください。水中走行後はブレーキの効きが悪くなります。前後の車に十分注意して低速で走行しながらブレーキペダルを軽く数回踏んで効きを回復してください。アドバイス水深50cm以上の場所に入ると室内に水が侵入しますので,必ず三菱販売会社で点検を受けてください。ひんぱんに水中走行することは車の寿命に大きく影響します。水中走行後は三菱自動車販売会社にご相談の上,適切な処置および点検を行ってください。オフロードを走行した後は注意洗車後は,低速で走行しながら数回ブレーキペダルを軽く踏み,ブレーキを乾かしてください。ブレーキの効き具合が悪いときは,ただちに三菱自動車販売会社で点検を受けてください
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