LEICA M8.2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 1.84MB]
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gizport - 2013-10-29
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スナップショットモード/15明暗の差が大きく撮影が難しい状況では、 AE ロックを使えば簡単に撮影できます。例えば、逆光でのポートレート撮影で、背景との明暗の差が大きい人物を構図の中央に置かない場合には、 AE ロックが便利です。1. 主要被写体にファインダーの中心を合わせます。2.シャッターレリーズボタンを 2 番目の作動ポイントまで押し込みます。•この作動ポイントで押し続けている間は露出値が固定されたままになり、ファインダー内の円のLEDの上にドットが赤く点灯します。3.シャッターレリーズボタンを押し込んだ状態のまま構図を決めます。4.シャッターレリーズボタンを全押しして、撮影します。AEロックについての詳細は、「AEロック」(46ページ)をご覧ください。このように、スナップショットモードを使えば、複雑な操作を行わずに素早く撮影できます。わずかな設定だけで美しく仕上がるので、文字どおりスナップ撮影に最適です。解説1. 焦点距離が短いレンズ、すなわち広角レンズは、被写界深度が深めになるため、スナップ撮影向きのレンズといえます。焦点距離が 50mm 以上のレンズ、すなわち標準レンズや望遠レンズは、被写界深度がきわめて浅くなることがあり、正確なピント合わせが求められるため、スナップ撮影向きではありません。2.トリ・エルマーM f4/16-18-21mm ASPH. では、焦点距離を切り換えた場合は、液晶モニターに表示された推奨される設定値をリセットしてください。3.設定した絞り値で得られる被写界深度は、被写界深度目盛りと距離目盛りで確認できます。無限遠を表す「∞」は、一般のレンズと同様に、距離目盛りの中央ではなく、被写界深度の範囲を示す右側、すなわち遠距離側の位置に記載されています。焦点距離が短いレンズほど、絞り値と撮影距離によって得られる被写界深度が近距離側で厳密に確認できる表示になっています。4.一般に、手持ち撮影でブレないシャッタースピードの限界は、 「使用レンズの焦点距離分の 1 秒」とされています。例えば 28mm レンズならば、 1/30秒となります。メモ•フラッシュユニットを使った撮影も可能です。詳しくは「フラッシュを使って撮影する」 (52ページ〜)をご覧ください。•メインメニューの[画像設定] (5.1.25 )を使うと、カラー撮影か白黒撮影かを選択できます。メニューの設定方法については、 「メニュー設定」(31 ページ)をご覧ください。
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