LEICA M8.2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 1.84MB]
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gizport - 2013-10-29
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28 / シャッタースピードダイヤルシャッタースピードダイヤル本機のシャッタースピードダイヤル( 1.18 )は、人間工学に基づいた最適なサイズ・配置になっています。ファインダーをのぞいたままでも操作しやすい一方で、誤って設定を変えてしまうことはありません。設定時の回転方向はファインダー内の露出計の表示に合わせています(レンズの絞りリングも同じです) 。例えば、ファインダー内で左側の三角形のLED が点灯したときは、三角形が示す方向、すなわち右回りに回せば、シャッタースピードを遅くして適正露出を得ることができます。シャッタースピードダイヤルは、露出モードを選ぶときにも使います。露出モードは次の 3 種類から選択できます。‐絞り優先 AE モード( 46 ページ):赤の「 A 」に合わせます。‐スナップショットモード( 14 ページ):赤の「S」に合わせます。‐マニュアルモード( 49 ページ):シャッタースピードを選びます。1/4000〜6 秒の範囲で 1/2 ステップごとに設定できます。また、次の位置にも設定できます。‐フラッシュ同調速度(53ページ):1/180秒です。「 」に合わせます。‐バルブ撮影(49ページ):「B」に合わせます。シャッタースピードダイヤルは、一定の位置でそれ以上回せなくなる構造ではありません。どの位置からでもどの方向にも自由に回すことができます。なお、クリックストップで止まる位置以外には設定できません。メモ• ISO 感度を高めに設定した場合は、特に暗く平らな被写体でノイズが目立つことがあります( 「ISO 感度」 、39 ページ) 。本機では、わずらわしいノイズを軽減するために、遅いシャッタースピード(約1/30秒以下、その他の設定内容により異なります)で撮影したときは、撮影後に自動的に "ブラックピクチャー " (シャッターを閉じた状態での撮影)として再撮影します。再撮影中にデジタル処理によって元の画像に生じたノイズを除去し、実際に撮影したデータとして保存します。•このように "露光 "を2 度行うようなかたちになるため、遅いシャッタースピードでは撮影により長く時間がかかりますのでご注意ください。この機能が動作している間は、本機の電源を切らないでください。•シャッタースピードを 2 秒以上に設定して撮影した場合は、液晶モニターに「ノイズリダクション ** s (秒) 」というメッセージが表示されます。• 「B」に設定してセルフタイマー( 65 ページ)を使用するときは、シャッターレリーズボタンを押し続ける必要はありません。シャッターレリーズボタンをもう一度押すまでシャッターは開いた状態になります( T モードと同様に機能します)。適正露出の設定方法については、「露出を設定する」(45ページ〜)の各項目をご覧ください。1.18
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