LEICA M8.2の取扱説明書・マニュアル [全83ページ 1.84MB]
download.php?filename=file_5795.pdf
gizport - 2013-10-29
http://jp.leica-camera.com/.../download.php?filename=file_5795.pdf - 1.84MB
- キャッシュ
21774view
83page / 1.84MB
ISO感度ISO感度は、光に対する感度を表すものです。フィルムカメラでは、 ISO感度はフィルム感度を表します。同じ明るさでの撮影であれば、 ISO感度が高いフィルムほどシャッタースピードは速く、絞り値は大きくでき、 ISO 感度が低ければシャッタースピードは遅く、絞り値は小さくする必要があります。本機では、 ISO 感度を 5 段階で調整できます。また、設定した ISO 感度に応じて、撮影状況にふさわしいシャッタースピードと絞り値を設定できます。画質を低下させないためには、 ISO 感度をもっとも低い[160]に設定します。 [320] 、 [640] 、[1250] 、 [2500]と高くなるほど、高感度フィルム使用による "ざらつき "に相当するノイズが発生しやすくなります。撮影の基本設定/39ISO感度は[ AUTO ISO]にも設定できます。[AUTO ISO]を選ぶと、明るさに応じて ISO感度が自動設定されます。絞り優先 AE モード1( 46 ページ)で[ AUTO ISO]を選ぶと、自動設定されるシャッタースピードの範囲が4 段分広くなります。[AUTO ISO]では、撮影意図に合わせて、自動設定される ISO感度の上限や、 [AUTO ISO]が作動するシャッタースピードの基準を、あらかじめ設定しておくこともできます2。ISO 感度の上限設定はノイズを抑えたいときなどに、シャッタースピードの基準の設定はカメラブレを抑えたいときなどに便利です。ISO感度を設定する1. 撮影情報メニュー( 13 、31 ページ)で[ ISO ](5.2.1)を選びます。2.サブメニューで数値または[ AUTO ISO]を選びます。[ AUTO ISO]を選んで、自動設定される ISO 感度の上限や、 [ AUTO ISO]が作動するシャッタースピードの基準を設定する場合は、手順 3. へ進みます2。3.メインメニュー( 13 、31 ページ)で[ ISO オート設定](5.1.4)を選びます。4.サブメニューで[最大 ISO ]または[ 最大シャッター速度]を選びます。5.自動設定される ISO 感度の上限を設定するには、サブメニューで[最大 ISO ]を選び、次のサブメニューで数値を選びます。ISO 感度が自動設定されるシャッタースピードの基準を設定するには、サブメニューで[最大シャッター速度]を選び、次のサブメニューで数値を設定するか、[レンズ依存]3を選びます。数値の場合は、1/500〜1 秒の範囲で、無段階で設定できます。[レンズ依存]を選ぶと、周囲の光量が少ないためにシャッタースピードが手持ち撮影でブレない限界よりも遅く設定された場合にのみ、ISO 感度が自動的に高めに切替ります。手持ち撮影でブレないシャッタースピードの限界は、使用レンズ別に「焦点距離分の 1 秒」で算出されます。例えば 28mm レンズならば、1/30秒となります。1マニュアルモード時またはフラッシュユニット使用時は、この効果は得られません(フラッシュ同調速度は常に 1/180秒です) 。スナップショットモード( 14 ページ)時は、常にこの効果が得られます。2スナップショットモードでは設定できません。36 ビットコード付きレンズまたは 6 ビットコード付きに改造したレンズ(20ページ)を装着した場合のみ機能します。
参考になったと評価
13人が参考になったと評価しています。