AVC-4320の取扱説明書・マニュアル [全138ページ 9.87MB]
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gizport - 2013-10-07
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94rその他について q rその他について qサラウンドチャンネルに対して、映画館と同様の広がり感を持たせることが重要になります。そのため、サラウンドスピーカーの数を増やしたり(4~8本程度) 、ダイポール特性を持つものを使用したりといった工夫がされる場合もあります。SL:サラウンドLチャンネルSR:サラウンドRチャンネルSB:サラウンドバックチャンネル●その他の音声: 3~5本程度のスピーカーを用いて360°の音場を再現することを目的につくられた信号です。ソースごとに異なる最適なサラウンド再生現在、マルチチャンネル信号、すなわち2チャンネル以上のチャンネルを持つ信号(フォーマット)にはさまざまな種類があります。■ マルチチャンネル信号の種類 ドルビーデジタル、ドルビープロロジック、DTS-ES、ハイビジョン3-1信号、DVD-Audio、スーパーオーディオCD、MPEGマルチチャンネルオーディオなどしかし、ここでいう『ソース』というのはこれら信号の種類(フォーマット)ではなく、そこに記録されている信号の中味(ジャンル)のことで、これらは大別すると下の2つに分けられます。■ ソースの種類 ●映画の音声: 映画館にて上映されることを前提にしてつくられた信号です 。 ドルビーデジタルやDTSといったフォーマットによらず、多数のサラウンドスピーカーを使用する映画館の環境に合わせた録音がおこなわれているのが一般的です。FLCSWFRFLCSWFRSLSRSBSL SRSBマルチサラウンドスピーカー映画館の音場リスニングルームでの映画再生FLCSWFRSL SR各チャンネルのスピーカーが円を描くようにリスナーを囲み、360°均一な音場をつくることがポイントで、理想的には、サラウンドスピーカーもフロントと同様に『点』音源として機能させる必要があります。これら2種類のソースにはそれぞれ以上のような特徴があり、理想的な再生のためのスピーカーのセッティング、特にサラウンドスピーカーのセッティングには、互いに異なる部分があります。本機のサラウンドスピーカー切り替え機能により、組み合わせるサラウンドスピーカーや周囲の環境に合わせてさまざまなアレンジが可能となり、すべてのソースに対して理想的なサラウンド再生が実現できます。サラウンドバックスピーカーについて6.1chシステムよって、従来の5.1chシステムに加えて新たに『サラウンドバック(SB)チャンネル』が生まれました。これによって、従来のマルチサラウンドスピーカーに合わせてサラウンドデザインされていたために出し難いとされていた真後ろへの定位を容易に実現できるようになりました。同時に側方から後方にかけての音像が絞られ、側方から後方へ回り込む音、正面から真後ろへ移動する音など、サラウンド信号の表現力が大幅に向上しました。FLCSWFRSR ch SL ch5.1chシステムによる定位・音像の変化SR→SLと移動する音像の動きFLCSWFRSL ch SR chSB ch6.1chシステムによる定位・音像の変化SR→SB→SLと移動する音像の動きスピーカーのセッティングについて
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